私の夫は潔癖症。産後エスカレートし、お下がり、搾乳、帰省NG?

私の夫は、潔癖症です。

交際している時は気づかなかったのですが、結婚して一緒に暮らし始めて、徐々にその潔癖ぶりが姿を現します。

さらに、待ち望んでいた子どもが誕生したことで、潔癖症は私がストレスで喧嘩になるほどにエスカレートします。

ここでは、そんな彼の驚きの潔癖エピソードをご紹介します。

子どもの誕生前

結婚生活を始めて、最初に気になったのは、外出時に座席に座ることを嫌がることでした。

外のトイレの便座はなおさらです。

電車のつり革や、階段の手すりに触るのも嫌がります。

他の人が触れたものに触れるのが嫌なのだと思います。

私に対しても、

「座らないで」

「触らないで」

などと注意し、やむを得ず触った時には、除菌ウェットティッシュで手を拭くように言われました。

また、作り置きをした料理を食べるのを嫌がります。

私も仕事をしていることもあり、平日の料理の負担を軽くするために作り置きをしたことがあったのですが、

「またこれを食べるの?」

「これはいつ作ったもの?」

と聞かれ、一日以上経ったものだと拒否されます。

菌が繁殖するから嫌なのだそうです。

仕方なく、作り置きは極力せず、余った時は私が食べるようにしていました。

ほかにも、一度洗って乾かしたコップを、

「ほこりがついているから」

と、使用前にもう一度洗うなど、

「気にしすぎではないか?」

と思うことも多かったですが、言い争うのも疲れるので、できるだけ気にしないようにして放置していました。

子どもの誕生

そんな彼に、念願の子どもが誕生します。

夫は子ども好きで、ずっと

「早く子どもが欲しい」

と言い続けていたのですが、私の都合で待ってもらっていました。

やっと会えた自分の息子を、夫は目に入れても痛くないほどかわいがっています。

朝起きたらまず笑顔で息子に話しかけ、仕事中も私に何度も

「息子の様子はどう?」

とメッセージを送ってきます。

出産前は夜9時ごろまで仕事をしていたのが、息子をお風呂に入れてあげるために、7時には帰ってくるようになりました。

そんなかわいくて仕方ない息子を大事にするあまり、潔癖症はエスカレートしていきます。

潔癖症エピソードあれこれ

触る前に消毒

家の中にいて、特に汚れるようなことはしていないのに、息子に触る前に手を洗うように言われます。

また、台所仕事をした後は、台所で一度手を洗った後、もう一度洗面所で手を洗うように言われます。

夫は、手を洗った後に、さらにアルコール消毒をしてから息子の世話をしています。

乳頭保護クリームを嫌がる

私は母乳育児をしているため、乳頭が切れたりしないよう、なめても安全な乳頭専用の保湿クリームを塗っています。

しかし、夫は息子の口に入ってしまうのがどうしても気になるようで、

「クリームを塗らないで」

と言われます。

でも、私は乳頭が切れたら困るので、製品の説明書や育児書の記載を見せ。

「乳頭が切れたら息子もおっぱいを飲めなくなる」

と強く説得して渋々認めてもらいました。

お下がりを拒否

息子が生まれたことを知らせたら、私の親戚が

「子育てはお金がかかるから、よかったら使って」

と、ベビーバスやベビーウェアなどを持ってきてくれました。

私は、その分ほかのことにお金を回せると思い、ありがたく受け取ったのですが、帰ってきた夫に伝えると、夫は

「他の人が使ったものを使わせるなんて、息子がかわいそうだ」

と泣いて嫌がり、結局全て返すか、捨てることになってしまいました。

帰ったら全身着替え

外出先から帰ると、全身着替えるように言われます。

コートを脱ぐだけでなく、下着を除き、上から下まで全部着替えなければなりません。

出かけた時の服のままでは、椅子に座ることも、息子のいる部屋に入ることも許されません。

たとえ、午前中に外出して一旦家で昼食をとり、その後また午後に外出するという場合でも、戻ったら一度着替えなくてはなりません。

これは本当に面倒なので、

「ズボンだけ履き替えるから、上はいいじゃない!」

とよく口論していました。

実家に連れて行けない

私の実家は車で3時間ほどと、離れたところにあり、みんな息子が来るのをとても楽しみにしていました。

息子が3か月になる頃、そろそろ実家に連れていくことも考え始め、夫に

「いつ頃連れていこうか」

と相談したところ、

「少なくとも1歳を過ぎるまでは連れて行かない」と主張しました。

やはり、

「他人の家は汚いから、そんなところで遊ばせたり寝かせたりしたくない」

からだそうです。

無理やり連れていくことはできないので、しばらく連れて行くのはあきらめましたが、実家に何と言って説明してよいか悩みました。

野菜の土を嫌がる

私の実家は農業をやっていて、「家計の足しになれば」と、作った野菜をよく送ってくれます。

スーパーで売っている野菜のように、洗浄されているわけではないので、少し土がついていることもあります。

夫は、野菜が届くと

「また届いたの!?」

「土が飛ぶ、虫が入る」

と文句を言い、野菜をしまう前にまず台所に置いてある食器などを片付けるように指示します。

台所のカウンターに哺乳瓶が置いてあるのですが、同じ台に常温保存の野菜を置くのもいけません。

野菜をしまったら、玄関から台所まで掃除機をかけ、拭き掃除もしなくてはなりません。

「こんな面倒なことをするくらいなら、もう野菜はもらわないで、買えばいいのに」

としばらくグチグチ文句を言い続けます(面倒なルールを作っているのは自分なのですが)。

喧嘩の火種になるのを避けるため、実家からは夫がいない時間帯を指定して送ってもらうようになりました。

ほこりが飛ぶ

これが一番、頻度の高い指摘事項です。

一日に10回以上は

「ほこりが飛ぶ」

と言っているのを聞きます。

物についているほこりが飛んで、息子の肺に入ってしまうのではないかと心配しているのです。

ほこりが飛ぶのを防ぐため、夫の前ではかなり気を使わなければなりません。

着替えもカーテンを開けるのも、スローモーションのようにゆっくり行動しなければなりません。

ベッドの上でストレッチをしていても、そもそもゆっくりとした動きなのに、さらにゆっくりと動くように注意されます。

また、息子の布団には、当初肌ざわりのよいタオルケットを用意していたのですが、夫が

「タオルケットは繊維が落ちやすいから良くない」

と言い出したため、表面がサラサラとしたガーゼケットを買いなおしました。

さらに、息子の布団は、2日に1度洗濯しているにも関わらず、息子にかける前にベランダではたいてからかけています。

毎日掃除

夫はほこりを気にして、毎日床の掃除機がけと水拭きをしています。

一方で、頑なに空気清浄機は買おうとしません。

掃除するときには窓を開け放ち、息子のいる隣で掃除機がけをしています。

また、一定方向にかけるのではなく、気の向くまま縦横斜めにサッサッとかけています。

「それではほこりが舞い上がるし、拭き残しが出るよ」

と指摘したのですが、頑固で聞く耳を持ちません。

どうやら気分の問題で、論理的にほこりを減らすことには興味がないようです。

掃除をしてくれるだけありがたいと思って、あまり細かいことは言わずに任せるようにしています。

搾乳した母乳を飲ませない

これが、一番大喧嘩になったエピソードです。

息子が生後2か月の頃、夜間に授乳の間隔が空いた時、授乳後も胸が張っていたので、搾乳したことがあります。

いつも、沐浴後に母乳をもっと飲みたくて泣くので、ミルクを足すことがありました。

その時に搾乳した母乳を飲ませようと思い、冷蔵庫で保管しておきました。

搾乳した母乳を、13時間後に息子に飲ませようとしたところ、夫が

「搾乳して時間が経った母乳には菌が繁殖するから、飲ませないように」

「搾乳した母乳は捨てて、ミルクを飲ませればいいじゃないか」

「そもそも搾乳しなくていいじゃないか」

と言い出しました。

私はその神経質すぎる考えに驚き、また悲しくなり、

「搾乳してそれを飲ませるのはごく普通のことなのに、なぜ駄目なの?」

「搾乳しないと、胸が張って痛い!」

「せっかく母乳があるのに、捨ててミルクを飲ませるなんてもったいない!」

と、喧嘩になりました。

育児書にも、インターネットの記事にも、赤ちゃんが母乳を飲み残して胸が張っている時、乳腺炎にならないよう搾乳するようにとあります。

また、冷凍保存しておけば、自分が不在の時にも母乳をあげることができ、便利です。

搾乳した母乳は、一般的に冷蔵保存で24時間、冷凍で3か月まで保存できるとされます。

どうしても理解してほしかった私は、夫に根拠となる記事を見せながらそのことを説明したところ、完全に納得はしていない様子でしたが、冷蔵保存した母乳を飲ませました。

ところが、飲ませてから18時間ほど後の夜中に、息子が不機嫌になります。

また、下痢を2度してしまいました。

下痢の後、赤い繊維のようなものが混じった便が少し出ました。

夫はそれを見て半狂乱になりました。

「下痢の原因は、搾乳した母乳に違いない」

「やはり、免疫力のない新生児に、菌が繁殖した母乳をあげるべきではなかった」

「血便が出るなんて、大変な病気なのではないか」

「今後絶対、搾乳後時間が経った母乳を与えるな」

と怒りました。

私は、

「私がしたことに問題はなかった」

「夫の言っていることは、神経質すぎる」

と主張して、大喧嘩になりました。

その時は夜中で、すぐに病院を受診できる状況ではなかったため、私は、自治体の子どもの夜間受診相談窓口や、助産師に質問できる子育てアプリなどで相談しました。

そこで、搾乳した母乳のあげ方には問題はなかったこと、赤ちゃんは胃腸が未熟で、下痢をしやすいので、今回たまたまタイミングが当たってしまったのではないかということ、血便はおそらく母乳性血便という母乳を飲んでいる赤ちゃんにみられる症状で、異常なものではないことの説明をうけました。

また、すぐに受診しなくても、しばらく様子をみてよいと言われました。

夫はそれを聞いて少し落ち着きましたが、

「息子は生まれたばかりで、自分に似てお腹が弱いのだから、やはり搾乳した母乳を飲ませるのは良くない」

と言われ、その後搾乳しづらくなってしまいました。

潔癖症の夫との子育て

このような言動をする潔癖症の夫と一緒に生活をするのは、かなりストレスが溜まります。

一日に何度も

「ほこりが飛ぶからゆっくり動け」

「着替えろ」

「手を洗え」

などと口うるさく小言を言われると、

「忙しいのに、そんなこと悠長にやっていられないよ!」

と声を荒らげてしまいそうになりますが、争ってもきりがないので、できるだけおとなしく聞き流すようにしています。

「そこまで気にする必要はないのだから、もう少し普通の感覚になってくれれば」

と思いますが、気持ちの問題も大きいので、理論的に説明したところで変化はありません。

「きれいにしたい」という気持ちから、積極的に掃除をしてくれるなど、良い面もあるので、今のところはそのままにしておこうかと思って、諦めています。

ただ、このような父親がいる家庭で育った息子が、社会に出た時に周囲との感覚の違いで困ることがあるのではないかと、若干心配ではあります。

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