親の介護に待ったなし!遠方の76歳父が脳梗塞で要介護生活…

自分が大人になって両親が急に小さく感じた事ってないですか?

小さく感じてもいつまでも自分の親は元気だと幻想(期待?願い?)を抱いていたのかもしれません。

孫が小学生に上がったらもっと一緒に遊べると楽しみにしていたのに。

突然76歳の父が倒れて半年で2度の入院。

父は左半身が不自由となり要介護生活になりました。

その日は突然やってくる

初めての入院

お正月に孫と楽しく凧揚げや、かるたを楽しんだ父。

その1か月後、突然体調を崩し入院しました。

糖尿やら脳梗塞やら、心臓が弱っているやら・・・・

今まで病気らしい病気をしたことがなかった父。

元気でいつも家族を守ってくれていた父の病院での弱った姿にショックを受けました。

1回目の入院は1か月半ほどで退院して、自宅でゆっくりではありますが生活はできました。

この時私がしたことは、実家の近所の方に私の連絡先を教えた事です。

74歳の母は自分が困っても

「子供に迷惑をかけたくない」

と遠慮をする人です。

もし両親に何か変わったことがあったら私に連絡をしてほしいとお願いをしました。

子供の頃は近所付き合いがあるおばちゃんでしたから、快く引き受けてくれました。

左手が動かない

仕事も辞めて、自宅でゆっくりペースではありつつも食事に気を付けながら退院後生活していた父。

退院して1か月が経とうとした頃、突然左手が動かなくなり立ち上がれなくなったと知らせを受けました。

母が救急車を呼び病院へ。

脳梗塞を起こしており、左半身がマヒしているとの診断を受けました。

この日を境に、突然父は自分で食事をすることも着替えることも、立ち上がる事もできなくなりました。

こうして突然父の介護生活が始まったのです。

父の介護にどう向き合う?!まずは自分の気持ちと足場をしっかりと

遠距離にある実家

私の家と実家は車で3~4時間はかかる距離にあります。

私もフルタイムで仕事をしており、子供はまだまだ手のかかる保育園児。

母が大変だからとしょっちゅう実家に手伝いに行けないのが実情です。

さすがに2回目の入院の時は知らせを聞いて、すぐに病院に向かいました。

状況を聞いて、ショックと同時に考えたのは

「これから父と母はどうするのだろう?」

という事でした。

父と母の2人で生活していけるのか?

老々介護の大変さはネットや悲しい事件で耳にはしていますが、実際我が親がそうなると不安と罪悪感に襲われました。

「離れているから、仕方がないの一言で片づけていいのか?」

「自分は親不孝ではないのか?」

介護生活について全く無知だった私は、自分が何もできないことを嘆くしかできませんでした。

介護の事は介護のプロに率直に相談しよう

介護の事が何もわからないまま自分の状況を嘆いていても問題解決にはなりません。

介護のことは介護のプロに相談するしかありません。

幸い母が介護関係の仕事をしていた関係で、ケアマネジャーの知人がいたので連絡を取りました。

また遠方で暮らす妹も介護職ということで、帰省してケアマネジャーさんと今後の在宅介護のプランを練ってくれました。

オロオロして何もできない私に妹はこう言いました。

「こうなってしまったからには、状況を受け入れてそれぞれの立場で協力していくしかない。

どこの家庭にも起こることで、特別な事ではない。

離れて暮らしていて、自分が介護をしないことを責める必要はない。

介護の事をアナタがわからないのは当然で、たまたま私と母が仕事をしていたからわかるだけ。

私も実家に戻るつもりはないし、それぞれの生活があるのは当然。

アナタはアナタで孫と一緒に遊びに来るとか、癒しの部分を担えばいい」

この妹の言葉に私は救われました。

親の介護のために実家を手伝い、その結果介護離婚になったという話も聞きます。

親の介護で離婚となったら、それこそ親が悲しむだろうなと私は考えました。

私はこっちで自分の家庭を守って、子供を育てることがなによりの親孝行だと自分を奮い立たせました。

在宅介護の準備を始めよう

介護用品はレンタルがいい

幸い父は2回目の入院当日からリハビリを始めた甲斐もあり、右手で着替えや食事はできるようになりました。

歩くのも杖をついて、家の中だけならば何とか歩けるようにまで回復しました。

それでも今までのように生活できるかというと、そうではありません。

母と妹、そしてケアマネジャーさんで父が退院したあとの生活について計画が練られました。

ベッドや住宅内の手すり、踏み台、車いすなど必要な物がたくさんあります。

購入もレンタルもできますが、実家はレンタルにしています。

理由は交換が可能だからです。

要介護度によって、ベッドや手すりなど必要な機能も変わってきます。

購入してしまうと高額なうえ、度合いが変わると買い替えになりさらに経済的に負担です。

その点レンタルならば試してダメなら交換もできますし、増やしたり減らしたりも自在です。

費用は介護保険で賄える範囲でケアマネジャーさんが提案してくれます。

介護の期間によって購入かレンタルか、どちらがトータルで費用がかかるのかは介護スタート時には誰にもわかりません。

私はレンタルのメリットを聞いて、なるほどなと思い賛成しました。

介護チームを作る

実家は田舎で、都会ほど便利ではなく介護サービスも充実はしていません。

その中でも訪問リハ、デイサービス、訪問看護、介護用品レンタル会社など関わってくれる人を探しました。

妹曰く

「介護は家族だけでするのではなく、プロのチームを作る」

そうです。

定期的にこうした方々が家に出入りしてくれるだけでも、両親だけの生活に誰かが顔を出してくれることに安心感があります。

まして介護のプロの方だと、新しい介護用品の情報や、父や母の異変に気が付いてもらいやすいメリットもあります。

妹とケアマネジャーさんが作った父の1週間のスケジュールを聞くと、週に2日しか予定のない日がないくらい人との関りがあります。

介護チームを作ったら、その人たちを信じてお任せするというのが離れて暮らす家族のやるべき事です。

たまに帰省した時には感謝こそすれ、余計な口出しはするものではないと妹に教えられました。

さいごに

親の介護は本当に突然始まります。

昨日まで歩いていた人が突然歩けなくなる。

もっと孫と遊んでほしかった、一緒に旅行ももっと行きたかった。

元気だからいつでもできるだろうと後回しにしていたこともありました。

父はもう気楽に出歩くことはできませんが、今の父が孫とやりたいと思う事があれば後回しにせず、やっておこうと思います。

皆さんももし自分の両親や義両親が孫やアナタたちご夫婦と何か一緒にしたいと要望を伝えて来たら、

「できるうちにやっておいたらいいかな?」

とちょっと考えてみてあげてくださいね。

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