専業主婦であることの劣等感と罪悪感。仕事を始めて気づいたこと

今では共働き家庭も増えてきて専業主婦で子育てをしている家庭も少なくなってきたように感じます。

私は妊娠を機に仕事を辞めました。

家事や育児に専念する中で仕事をしていない事への劣等感を感じるように。

日々の生活の中で感じる劣等感と認めてもらえない事への絶望感を味わうようになり自分で自由に使うことの出来るお金がない事へのストレスをずっと抱えていました。

仕事をしてない事での劣等感と仕事に限らず周りに認められる事の大切さを感じた時の話をしたいと思います。

仕事を辞めて念願の専業主婦に

私の幼少期には母は専業主婦で私と姉のそばにいつでもいてくれました。

学校から帰れば家にはいつも母がいておやつを手作りしてくれていて私たち姉妹にはそれが当たり前でした。

私もいつか自分に子供が出来たら幼稚園に行くようになるまでは自分の手元で育てたいと思うようになっていました。

私も27歳になり結婚したいと思える男性に出会い結婚する事に。

「いつか子供が出来たら出来れば自分の手元で育てたい」

と告げると主人は快諾してくれました。

結婚してしばらくは仕事を続けていましたが妊娠を機に区切りのいい所で退社します。

幸いつわりの無かった私は快適な妊婦生活を送りその後壮絶な出産を迎えます。

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2019年3月23日

里帰りも終わり自宅に帰るとハードな子育ての始まり。

泣く、笑う、騒ぐ、飲むの4拍子を揃えた娘の昼夜問わずのお世話で私は疲れていました。

しかし自分の元で子育てがしたいと言ったのは私。

仕事をせずに子育てを優先する事を選んだのは私。

私は自分で言ったのだからと他に助けを求める事が出来なくなっていました。

眠れない日々とモラハラ夫

娘は夜泣きがひどく2歳半まで夜泣きをしていました。

毎晩泣く娘に夜泣きにイライラする主人。

モラハラ夫、娘の夜泣きに舌打ち?夫婦喧嘩をする度離れていく心

2019年3月28日

私は眠れないストレスと主人からのプレッシャーで精神的に参っていました。

しかし主人に相談しても聞き入れてもらえず

「俺は仕事しているんだ。家の事と子供の事は自分でやれ」

それだけでした。

仕事をしていない事

収入がない事

家にずっといる事

それだけの事で私は夫婦間の中で優劣を付けられていました。

何をするにしてもお金を自由に使う事も出来ずに独身時代に貯めていた貯金を切り崩しながら自分に必要な物を買っている日々。

私は自分なりに家の事、子供の事、出来る限り頑張っているつもりでした。

しかし家事、育児には報酬はありません。

どんなに24時間体制で働いてもお金が発生する事はありません。

「私には収入がない」

その劣等感が自分の中で育っていくのを感じていました。

始めた育児ブログ

私は昔から読書が好きでした。

図書館に通っては何冊もの本を抱えて心を弾ませながら帰路についたものです。

そんな私の幼少期の夢は「小説家」

物を書く事が大好きだったのです。

幼稚園の時に初めて自分で書いた絵本のストーリーを今でも覚えています。

私はきっとこんなにもつらい育児を送っているのは自分だけではないはず!と思うようになり日記程度の育児ブログを始めました。

しかしなかなか時間を見つける事が出来ずに更新はのんびりペースの育児ブログ。

そんな中で私はやっぱり文章を作り出す事、それを誰かに読んでもらう事、否定も肯定もあって当たり前を一つの作品として作り出すことが好きな事を改めて感じました。

育児をしながら働く

私が始めたブログはもちろん趣味。

しかしこれを仕事にする事は出来ないのか模索するようになります。

そこで知ったクラウドソーシングという仕事のやり方。

そこから私のライターとしての仕事が始まりました。

家にいて好きな時間にPCさえあればどこでも仕事が出来る。

子供がいても寝ている時間を利用する事が出来る在宅のライターとしての仕事は私に合っていると感じました。

始めは手探りで始めたライティングの仕事。

これでいいのか。

読み手に伝わるのか。

言いたいことを表現出来ているのか。

顔の見えない私を文章のみで感じ取ってもらう事が出来るのだろうか。

そんな事を思いながらも書く事、表現する事、伝える事の難しさと楽しさに私は周りに必要とされているとさえ感じるようになりました。

もちろん初めの収入はお小遣い程度のささやかな物。

しかし自分で作り出したもの、努力したものが対価をしてお金になりました。

それが私には「認めてもらう事が出来た」という勲章になったのです。

家事と育児と仕事と

私は有難いことに今でもライターとしてご依頼を頂けるようになりました。

ライターとして仕事を始めて半年。

これが私の働き方になりました。

今までどんなにどんなに頑張って身を粉にして子供の世話をしても家の事をしてもなんの対価もありませんでした。

もちろん対価の為していたのではありません。

しかし誰かに「認めてもらう事」はどれだけ大切な事か。

「頑張っているね」

「お疲れさま」

そんな言葉が専業主婦には日々頑張っている事への対価となるのです。

誰かに労ってもらう事で初めて自分のしている事が報われると感じる事が出来るのです。

私は「子供のためならどんな犠牲を払っても無償の愛で」という事は少し違う気がしていました。

やはり誰でも頑張っていれば認めてもらいたいし褒めてもらいたい。

そう感じるのが当たり前だと思います。

私は結婚して育児をしている中で子供の成長で報われたと感じる事はありました。

しかしどこかで虚しさも感じていたのも事実です。

専業主婦なら家の事、子供の事をして当たり前。

そう言うのであれば仕事して必要なお金を稼いでくるのは当たり前と言われかねません。

でも毎日働いてきているご主人にそんな事を言う専業主婦はいません。

それなら外で頑張って働いているご主人も家で必死に家庭を守っている専業主婦も共働きをしている人もみんな同じ目線で見てあげる事が大切なのかもしれません。

こんな文章を読んで何か少しでも感じる事があれば疲れているパートナーに一言伝えてみて下さい。

「お疲れ様」

どうか今日は優しい気持ちで。

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