養子縁組で我が子に出会うまでの奮闘記

はじめまして!私は2019年1月に晴れて特別養子縁組を前提とした新生児の委託をされた30代のフリーライターです。今回は、特別養子縁組もしくは養子縁組を考えているけど、何を始めたらよいかわからないという方のために、私たち夫婦の体験談を含めたハウツーをお伝えしていきます。

養子縁組を考えるきっかけは?

そもそも養子を考えるきっかけになったのは、私の妻が不妊治療を長いこと受けており、まったく効果が無かったことです。私の妻は外国人で、養子に関してはかなり遅れをとっている日本よりも寛容な国の出身です。

私自身はバツイチで子供がいましたが、まだ小さい頃に離婚したため、自分の子供という感覚がありませんでした。今の妻と結婚して日本で暮らして3年目の結婚記念日に養子縁組の活動を本格的に始めたのです。

夫婦間でのコミュニケーションがとても重要

養子でもいいから子供が欲しいと考えているご夫婦は多いです。
実際私たちが児童相談所で聞いた話では、養子縁組を希望している里親候補の夫婦は多いけど、子供の数が少ないため順番待ちの状態だということもありました。

養子が欲しいと思ったら、まずはパートナーと養子についてコミュニケーションをとり、お互いの考えを共有することが重要です。どちらかにまだ養子に対する偏見や、固定観念を持ったまま話を進めるのはあまりおすすめしません。

妻だけ夫だけで考えるのは危険

実際の妊活にはパートナーとの信頼関係や協力が不可欠です。養子縁組も妊活と同じと考えてください。養子縁組を希望している子供は本当に「急に」声がかかります。夫婦どちらかが一人で養子の話を進めていたり、変なこだわりを持ったりするのは子供にとってもあまりいいことではありません。

自分の血を分けた子供以上に愛情を注がなくてはならないのですから、夫婦間の愛情は強固にしておく必要があります。どちらかが養子縁組に対する情熱が低いのであれば、養子縁組を申し込む前に、きちんとお互いの気持ちをぶつけあうことがとても重要です。

子供が来てからでは、とてもじゃありませんがお互いの意見をぶつけあうのは遅すぎです。

情報集めをするよりもまずは行政に相談する

養子縁組を考える時には、まずは情報を集めるのが先決です。

養子縁組で有名なのは熊本県の赤ちゃんポストなどが有名ですが、親に恵まれない子供たちは日本全国にいます。そうした子供たちのセーフティネットになっているのが、全国の児童相談所です。

民間の養子縁組を仲介する業者もありますが、民間の業者を通じて子供を委託されるには、かなりの審査やお金が必要になってきます。
ある先輩里親さんの話では、80万円~300万円払っても未だに養子縁組の話すらしてもらえないという機関もあるようです。

まずは児童相談所に相談し、養子縁組里親になるための手続きをはじめましょう。

養子縁組と特別養子縁組の違いとは?

私自身も最初は分からなかったのですが、養子縁組には、養子縁組と特別養子縁組の2種類があります。ここでは二つの違いについて解説していきます。

特別養子縁組は戸籍謄本に載る

特別養子縁組で委託された子供は裁判所の決定後、自分の戸籍謄本に自分の子供として記載されます。戸籍謄本には、(○月〇日特別養子縁組成立)と記載され、長男、長女、次男、次女という風に通常の戸籍謄本と同じように記載されます。

養子縁組は戸籍上の親ではない

養子縁組は、養育里親といって子供が成人になる前まで養育を担当することです。この場合、養育が目的となるため、戸籍謄本に委託された子供の名前は掲載されません。子供の戸籍は実親さんの戸籍に記録されています。

他にも色々な違いがある

戸籍謄本に限った違いでは特別養子縁組と養子縁組では大きな違いがあることが分かりましたが、それ以外にも色々な違いがあります。

例えば、子供を委託するタイミングでは、特別養子縁組里親と養育里親では手続きが異なります。特別養子縁組の場合は家庭裁判所が最終的に子供を実の子として認定するため、手続きや審査期間が長くなりますが、養育里親の場合には、児童相談所が委託をお願いすることになるため、複雑な手続きが必要ありません。

これ以外でも委託された場合の委託費用などにも違いがありますし、苗字に関しても養育里親の場合は実親さんの苗字を名乗ることになります。
特別養子縁組の場合は家庭裁判所に認められるまでは実親さんの苗字ですが、認定後は自分の苗字を付けることができます。

このように、特別養子縁組里親と養育里親では色々な面で違いがあることを覚えておきましょう。

まとめ:まずは児童相談所に相談してみることをおすすめします

養子縁組を考えたら、あれこれ調べるのも大事ですが、まずは児童相談所にどうすればいいのか聞いてみることをおすすめします。

どうして、この記事で全てを公開しないのかと言われてしまうと、実は養子縁組の細かい制度は県によって全く異なる場合がある為です。

東京と大阪でも違いますし、名古屋と福岡でも違います。正確な情報を手に入れるためには、まず児童相談所に養子縁組の相談をしたいという電話を入れ、担当者と面談を通じて細かい手続きを聞くことをおすすめします。

里親になるためには、手続きだけではない場合も有りますから、余計に担当者との面談は重要ですよ。

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