ADHDの小学1年生の息子を運動専門の放課後デイに通わせて

私は小学1年生の息子を「運動・スポーツ専門の児童発達支援・放課後デイサービス」に通わせています。

放課後デイサービスとは、小学生から18歳までの障害をもつ子供のための福祉サービス。

就学前の子供は「児童発達支援」というサービスを受けられます。

そして、施設によってカリキュラムが全然違うのです。

この記事では、通うまでのいきさつや、通わせてよかったことなどをご紹介します。

市の体操教室に通わせたけれど

私は昔から、子供には何か運動をさせたいと考えていました。

理由は、自分自身が運動音痴だったからです。

いつもみんなの足を引っ張っていると引け目を感じ、スポーツが嫌いだった学生時代。

子供にはそういう思いをさせたくないと考えていました。

子供が2歳のときに、近所の体育館で体操教室をやっているのを知り、申し込みました。

しかし、息子はすぐに体育館から脱走。

そして追いかけては連れ戻すの繰り返し。

たくさんの子供と一緒なので、先生も息子ばかり気にかけるわけにはいきません。

いたたまれなくなり、二、三回で通うのをあきらめてしまいました。

そして、習い事をさせること自体が怖くなってしまったのです。

放課後デイ・児童発達支援という選択肢

3歳の春、保育園から発達検査を勧められて息子と受診しました。

そしてADHDという診断はついたものの、保健センターから紹介されたのは、月2回、半年だけしか通えない市の療育プログラムのみ。

その療育プログラムは年長のタイミングで申し込むことにしたのですが、問題はそれまでどうするか。

何をすればいいのかわからず、困っていました。

しばらくして、市内のある施設で発達障害児の親向けセミナーを開催するという情報を入手。

そこに参加して初めて、児童発達支援の存在、さらに運動・スポーツを専門としている施設も市内にあることを初めて知ったのです。

その施設にすぐ連絡を取りましたが、残念ながら「満員でキャンセル待ちです」との返答。

その後は別の児童発達支援に通わせていました。

そして約1年半後、ようやく「空きが出ました」と連絡をいただいたのです。

すぐに息子と一緒に見学に訪れ、そして通うことを決めました。

運動専門の児童発達支援を選ぶときに重視したこと

先生との相性

その施設は1対1のマンツーマンで運動をするというコンセプト。

さらに息子のペースに合わせてカリキュラムを組んでくれ、小さな成功を一緒に喜んでくれます。

先生は何人もいらっしゃいますが、この部分を共通して大切にしてくれていると、見学して感じました。

子供に合わせたカリキュラム

その施設は、最初に「今日はどの運動に取り組むか」を、子供と一緒に相談して決めます。

キャッチボール、卓球、トランポリン、ボルダリング……。

先日は息子の方から「体育でドッジボールをやっているから、練習したい」とリクエストしていました。

施設の広さ

その施設では、1時間あたり、最大2組の子供を受け入れます。

そうなると、「うちの子がほかの子にケガをさせるんじゃないか」と不安になるのですが、その施設は十分な広さがあります。

特に運動系の放課後デイや児童発達支援を選ぶ際、十分なスペースがあるかどうかは重要なチェックポイントです。

児童発達支援と放課後デイサービスの両方があるか

もちろん、どちらか一方しかないけど優れている施設も、たくさんあります。

わが家の場合は、保育園の友達が小学校でバラバラになるという事情があり、児童発達支援については、「小学校でも環境が変わらない」ということを重視しました。

運動専門の児童発達支援・放課後デイに通わせてよかったこと

身体を動かすことが大好きになった

保育園・小学校での運動やダンスにも意欲的に取り組むようになりました。

運動が得意とまではいきませんが、息子なりに毎日、友達と楽しんでいます。

運動での成功体験を積み重ねたことが、自信につながったようです。

失敗することの大切さを学んだ

息子は完ぺき主義なところがあり、少しでも失敗すると怒りを爆発させてしまうことがありました。

しかし、施設でさまざまな運動にチャレンジし、失敗の積み重ねが成功につながるのだという体験を少しずつ体で覚えていくことで、失敗したときの爆発が少なくなりました。

子どものストレス解消になった

これは最初、期待していなかった効果でした。

息子は自分の気持ちを言葉でうまく伝えるのが苦手。

特に保育園時代は、うまく伝えられないもどかしさから、お友達を叩いてしまうなどの問題行動も見られました。

運動で発散することにより、そういった問題行動が減少。

身体を動かしてストレスを解消できる場所ができたというのが大きいと考えています。

おわりに

今の施設に巡り合えて本当によかったと感じていますが、一方で、「もっと早く知っておけば」という後悔の念もあります。

発達障害の子をもつ親御さんと話をして感じるのは、「放課後デイサービス」や、就学前の子供が通う「児童発達支援」について、情報をお持ちでない方が、まだまだ多いということ。

「うちはこんな施設に通わせてます」という話をすると、

「え、そんなこともやってもらえるの!?」と驚かれることもしばしば。

私が子どものころは「児童発達支援」も「放課後デイサービス」もありませんでした。

「調べればわかるのでは?」と思われるかもしれませんが、そういうキーワードを知らないと、調べることもままならず、支援につながりにくいのです。

この記事が、同じ悩みを抱える保護者の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

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