娘が吃音?原因は難聴?周囲の理解、サポートは必須!

吃音に気が付くきっかけ

娘の吃音に気が付いたのは、保育園の担任の先生から指摘されたのがきっかけでした。

そもそも吃音って何?

って感じでしたし、言われてみるとそうなのかな~?

程度にしか思っていなかったというか、全く気が付いていませんでした。

どちらかというと、発音不明瞭でサ行などが上手く発音できない等の方を心配していました。

発音が悪くてお友達に馬鹿にされて相手にされなかった娘は、保育園で仲良しのお友達はいないようでした。

運動面も遅れていたので、遊びも全然付いていけないから、最後は先生と遊ぶという日が多かったように思います。

構音障害で言語訓練へ

療育に通っていたというのもあり、療育でも言語について相談していました。

しかし通っていた療育では、言語の先生に時間的余裕がなくて、診れないということでした。

そこで、耳鼻科に言語外来がある所があって、そこに通いたい!と連絡しました。

電話で問い合わせると

「待機している方がたくさんいて・・待つかもしれません」

と言われて、躊躇したけれど、もうそこしかないので、とりあえず申し込みをしました。

私としては、何よりも発音不明瞭だから、そちらのほうが気になっていました。

吃音もそんなに気にならない程度でした。兆候があるな程度でした。

相談しても、徐々に良くなるケースもあるという回答で、就学前では特に何もしないで自然に治るのを待つという事もあるようです。

耳鼻科の言語から待機して、しばらくして診察に呼ばれました。

「お母さんの勘違いとか、気にしすぎってのはないの?」

というのを言われたのですが、療育に通っていること、そこで言語の先生に言われた事を話すと、

「そっか、ちゃんと専門家に相談しているんだね。

お母さんの思い過ごしとかじゃなくて・・。

すぐ入れるかわからないけれど、言語の方にまわしとくから、後日、連絡が入ると思う。

急ぎって言っておくから。」

ということで、なんとか上手く診察を突破して言語外来を始める事ができました。

言語訓練前の検査で難聴が発覚!

言語外来では、最初に聴覚検査をします。

かなり細かい検査をしました。

結果、片耳難聴と聞いてびっくりしました!

普通に反応もあるので聞こえているとばかり思っていたからです。

全く気が付かないなんて・・・と、そのことが最大の驚きでした。

何故ならば、私自身も片耳難聴だからです。

遺伝しないって聞いたけれど・・・遺伝なのか、、

物凄く衝撃だったしショックでした。

でも、この年長さんの時期にそのことがわかったのは良かったのかもしれません。

医師に言われてCT取ったけど奇形というのもなく、ただ

小さいね・・・

ということで、聞こえない理由がわからないとのことでした。

私も聞こえない耳は、小さいと言われています。(耳の穴が)

でも、私は中耳炎をこじらせて聞こえなくなったと言われて育ちました。

言語外来に週1で通うようになって、不明瞭な発音は良くなりました。

でも、それと共にやはり吃音が目立ってきたように思います。

吃音訓練

小学校に入り吃音訓練をするようになりましたが、やることと言えば

「カメさん言葉」「スゴロク」

をやりながら発音すること。

のばしながらゆっくり話すというのをやっていました。

訓練自体は楽しく出来ていたと思うのですが、1年生の時の担任の先生が、運悪く乱暴で怒鳴る男の先生だったようで娘は萎縮してしまい、

家でも吃音が増えたな・・

と思ったのが運動会の後あたりでした。

ママ友と話していて、どうもその担任の先生が怒鳴る先生で子供達が萎縮しているというのを聞いて、もしやと思って問い詰めると先生はあっさり白状して謝罪してきました。

「申し訳ありません。ちゃんとやって欲しくて怒ってしまいました。」

と、平謝りでした。

娘はすっかり先生を怖がるようになり吃音症状も酷くなっていきました。

日直の時に全然言えないでいた時に先生に笑われて、それで更に吃音が強くなったようです。

あくまでもきっかけとはいえ、先生には事前に吃音の事を話していたのに。

主人と一緒に何度も先生と面談しましたが、あまり改善されなくて最後は校長先生とも話したりしました。

しばらくして落ち着きましたが、やはり吃音の波はあるようで調子が良い時と悪い時の落差を感じました。

吃音は治るのか?

年長さんの頃は、吃音より不明瞭な発音の方が気になりました。

小学校に入って発音が改善されたものの、あまりお友達に伝わらない事が多くて、自分からコミュニケーションを取ろうとしない傾向がみられるようになりました。

日直も低学年の時は好きだったし、発言も良く手をあげてしていたのに徐々に日直を嫌いになり、発言もしなくなってきました。

朝の挨拶で「はい」が言えなくて、気が付いたら鐘がなったという時もあったようです。

高学年になった今も、朝の挨拶も苦手で日直も嫌がるようになりました。

それでも家では、学校であったことをたくさん話してくれます。

話すこと自体は嫌いではないみたいですが、なかなか吃音があると自分からお友達に話しかけるというのが難しいみたいで、学校では常に受け身のようです。

2ヶ月に1回だけど、言語外来に行って吃音訓練と言語の先生と話せてアドバイスも頂けるので助かっています。

また今の担任の先生は理解のある先生なので娘が話しにくそうな時は、サポートをお願いしています。

先生にお願いして実践してもらっているサポートは

  • 朝の挨拶は「はい」と言わなくても良い。言えない時は手をあげる。
  • どうしても言えない時は、筆談にする。
  • 日直や音読で声がでない時は、先生と一緒に言ってもらうようにする。

等などです。

吃音は、かなり波があり、流暢な時と全然言葉が出ない時があります。

周りに吃音の子がいないので余計に焦るようです。

基本的にリラックスしている時は問題ないのですが、質問されて答えなきゃって時にすぐに答えられないという事が多いようです。

吃音を診てくれる病院も少なく、今の所も小学校6年生までの期限付きです。

結局の所、吃音というのは治すものではなくそれとどういう風に折り合いを付けていくのかという事だと知りました。

周りの理解・協力も大変重要になってきます。

まとめ

最近は自分なりにリズムを取りながら言おうとしたり工夫するようになってきました。

吃音というのは完全に治すのは難しいと言われています。

それでも、さっきまで普通に話していたのに・・・なんで?

と思う事も多々とありそのメカニズムがわからなくて周りは困惑するばかりです。

しかし、世の中に吃音者は意外と多いそうです。

娘の周りに吃音者がいないので吃音者の会というのに参加しようかとも思ったりしたのですが、何か尻込みしてしまい参加できないでいます。

吃音を障害と思うか否か。賛否両論らしいです。

だからこそ、同じ吃音者であっても同じ会であっても気軽に参加する前に、同じ考えなのか調べてから会に参加するほうが良いと思います。

吃音でも手帳は取れます。身体手帳はかなり厳しいですが精神手帳は可能です。

しかし、それについての理解のある会とない会があるそうです。

吃音で手帳って?って思うかもしれないけれど吃音で事務とか電話応対できると思いますか?

現実的にどのような仕事が出来るのか、その目的のために手帳が必要となる事もあります。

私は臨機応変な対応をしたいと思っています。

最後に、吃音当事者が書いた漫画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」
吃音の人の心情を表していてわかりやすかったです。

治せないけど、上手く付き合っていくしかないようです。

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