子供が花粉症?!症状、対策、予防法は?徹底解説!

花粉が飛び交う季節は、大人だけでなく子どもにも目のかゆみや鼻水などの症状が現れることがあります。

お子さんの年齢によっては、病院を受診すべきか様子を見るべきか悩んでしまう親御さんも少なくありません。

お子さんのつらい症状を早期改善するためにも、判断に迷ったときに役立つ知識を身につけておきましょう。

ここでは、花粉症の症状や対策について詳しく解説していきます。

花粉症が低年齢化しているって本当?

スギやヒノキの花粉が飛び交う2~6月は、花粉症の症状に悩まされる人が最も多い時期です。

花粉症は大人がなるものというイメージを持っている人もいますが、花粉による不快症状に苦しんでいる子どもはたくさんいます。

花粉症は、スギやヒノキなどの花粉をアレルゲンとして発症する季節性アレルギー性鼻炎の一種です。

一方で、ハウスダストやダニによるアレルギー症状は、通年性アレルギー性鼻炎に分類されます。

20年前の調査時と比較すると、季節性・通年性ともに15歳以下で症状が現れるケースが増加していることがわかります。

1~2歳で発症するお子さんも少なくありません。

両親がアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患である場合、高い確率で子どももアレルギー体質になると考えられています。

花粉症は人によって症状が現れるタイミングが異なるので、場合によっては両親よりも先にお子さんが不快症状に悩まされることもあるでしょう。

花粉症の低年齢化の原因は、アスファルトの地面が増えたことや気密性に優れた住環境で生活していることなどが挙げられます。

空気中に花粉が飛散する時間が長ければ、必然的に体内に吸い込まれるアレルゲンが多くなるというわけです。

花粉症による症状とリスク

花粉症と一言でいっても、どのような症状が現れるかは人それぞれです。

一般的に、目のかゆみ・鼻水・鼻づまり・くしゃみのように花粉が粘膜に付着することで起こる症状が多くみられます。

また、皮膚に花粉が付着しかゆみを起こしたり、鼻づまりによる頭痛や不眠に悩まされたりするケースも少なくありません。

自分の不快症状を上手く伝えられない幼児の場合、大人が思う以上につらい症状であることも考えられます。

花粉症シーズンにこれらの症状が現れたときには、小児科・皮膚科・耳鼻科などで診てもらうことが大切です。

風邪か花粉症か判断に迷うときも、医師に相談したり検査を受けたりすることで悩みを解決することができます。

季節的なものだからといって花粉症の治療をせずにいると、成長するにつれて重症化するリスクが高くなります。

また、アレルギー性皮膚炎や副鼻腔炎などの他の病気を招くきっかけにもなりかねません。

さらに、集中力の低下やストレスといった見た目ではわかりにくい症状に悩まされることもあるでしょう。

確かに花粉の飛散時期が過ぎれば症状が落ち着く人がほとんどですが、本人にとって花粉症シーズンはストレスが大きいということを理解しておく必要があります。

アレルギー検査は幼児も受けられる

「まだ小さいから検査できないのでは?」

と思っている親御さんも少なくありません。

しかし、アレルギー検査には採血以外にも小さな針を指先やかかとに刺すだけの簡易検査もあるので、1~2歳の小さなお子さんでも検査が可能です。

採血による検査は結果がわかるまでに1週間程度かかりますが、簡易検査なら20分程度で完了します。

ただし、簡易検査でわかるアレルゲンは、ネコやイヌの表皮・ダニ・ハウスダスト・スギ花粉など検査項目が限られます。

採血による検査であれば測定するアレルゲンを選ぶことができますが、小さなお子さんの採血は難しいため、症状が軽ければ簡易検査と投薬治療で様子を見る病院も少なくありません。

アレルギー検査をする場合、乳幼児医療費助成制度の対象であれば費用は無料となります。

ただし、検査方法や検査理由によっては実費となることもあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

症状を和らげるための対策と予防法

花粉症の症状が出始めると、日中は集中力が低下したり機嫌が悪くなったりする子どもが多くみられます。

また、夜は鼻づまりによって熟睡できずに睡眠不足になることもあるでしょう。

病院で花粉症と診断されると、点鼻薬・点眼薬・抗アレルギー薬などが処方されます。

幼児でも飲みやすいシロップタイプやチュアブル錠もあるので、粉薬が苦手なお子さんでも安心です。

ただし、抗アレルギー薬は強い眠気を伴うことがあります。

幼稚園や小学校に通っている場合は、担任の先生に薬を服用していることをしっかり伝えておきましょう。

また、7~8歳ぐらいになれば鼻の粘膜をレーザー照射によって焼き縮める方法、12歳ぐらいになればアレルゲンを体内に取り入れて症状改善を目指す

「舌下免疫療法」

も選べるようになります。

薬の服用以外にも、花粉症の症状を和らげるために有効な方法がいくつかあります。

まず、外出時のマスクや花粉防止用メガネの着用は必須です。

子どもは大人に比べて背が低いので、地面に落ちた花粉の舞い上がりを吸い込みやすくなります。

花粉が粘膜に付着しないようにできるだけ目と鼻を覆って外出するようにしましょう。

また、洗濯物や布団を外に干すと花粉を室内に入れてしまうことになるため、室内干しや布団乾燥機を使うのがオススメです。

まとめ

一昔前は花粉症は大人の病気と考えられていましたが、最近では幼児期に花粉症を発症する子どもが多くみられるようになりました。

花粉症は風邪の症状に似ていますが、花粉が原因であるためスギやヒノキの花粉が飛散している間は不快症状が続きます。

子どもの症状が花粉症と合致しているようであれば、小児科や耳鼻科で検査してもらうことが大切です。

また、マスクや花粉防止メガネを着用するなど、普段からできる予防も心がけましょう。

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