一人っ子はわがまま?さみしい?息子の「妹が欲しい」にドキリ

世間で言われているように、一人っ子はわがままなのでしょうか。

寂しいのでしょうか。

私は自分の経験から、それは違うと断言できます。

私たち夫婦がいつ、どうして「一人っ子」という選択をしたのか、これまでの体験談と本音をお話ししたいと思います。

高齢でも、もう1人子供が産みたい!

私は30代後半で息子を産みましたので、いわゆる高齢出産でした。

息子を出産してまだ数日も経っていない頃の事です。

入院中の産後検診の際に、息子を取り上げてくれた先生から

「お母さん、今回のお産は長くかかりましたけど、次はきっと大丈夫。また生理が始まったら、すぐに次のお子さんを考えてもいいんじゃない?」

と言われたのです。

一人目を産んだばかりで全くそんな事を考えていなかった私は、(そうか!まだ産めるんだ!)と、その時初めて意識しました。

初めての育児に奮闘~職場復帰で数年間があっという間

初めての育児は、壁にぶち当たってばかりでした。

小さいことでもいちいち悩んで事を大きくしていた気がします。

息子が乳児の頃は、産後うつも経験しました。

それを乗り越えて育児にもやっと慣れてきたと思う頃には育児休暇も終わり、仕事復帰。

もう1人欲しい思いはあったけれど、子供を作る余裕など全くありませんでした。

周りの家庭の兄弟姉妹の多さに焦る

息子を保育園に預けるようになると、自然と周りの家族構成が目に入ってきます。

あれ?この子は2人目の子なんだ…。

まあ、小学生のお兄ちゃんいるのね?

…え?4人目妊娠…すごい。

日本は少子化なので、一人っ子がどんどん増えてきていると思っていましたが、周りを見渡す限り、ほとんどいないことに気付きます。

「妹が欲しい」息子からの一言にドキリ…

保育園には若いお母さんも多く、年子で妊娠するなどのおめでたい話題も尽きません。

「うちは次の年だと2歳差になるから、来年には作ろうと思ってる。」

「うちもそうだよ!」

なんていう会話があちこちから聞こえます。

私はそういった会話の場に居合わせていても、どうしても積極的な発言はできずにいました。

私が周りのお母さんより年齢が高いこともあったかもしれません。

そんな時、3歳になった息子から次の事を言われました。

「ママ、うちには赤ちゃんいつ来るの??妹がいいな」

年下の子供が大好きな息子。

何かと下のクラスの子の世話を焼きたがっていることも保育士さんから聞いていたので、少し心がキュっと締め付けられました。

息子には都度

「そうね、来てくれるといいね。でもママはあなたがいてくれるだけで本当に幸せ」

と伝えていました。

あっという間に40代に突入、一人っ子育児を決意

しかしちょうどその頃、私は仕事のほうで大変な悩みを抱えており、たった1人の育児でさえも精一杯の毎日でした。

環境も落ち着いて色々と考えを巡らせる余裕も出てくる頃には、皮肉なことに年齢が40歳を過ぎていました。

夫婦でも何度か話し合いをしましたが、私の体力面や夫婦の年齢なども考えた結果、子供は息子1人と決意しました。

一人っ子に対する周囲の価値観あれこれ

一人っ子を育てる中で、色々な価値観に遭遇してきました。

・子供の多いお母さんは大変だから「偉い」という価値観

 全くその通りですし、頭が下がる思いです。
こういった価値観に遭遇すると、一人っ子の母親である私はどうしても引け目を感じていました。

・一人っ子はかわいそう、兄弟を作ってあげるべきという価値観

 1人はさみしいだろうという気遣いから、見知らぬ人にまで助言される事もしばしば。

 もちろんアドバイスはありがたい事です。
しかし家庭の繊細な部分に突然切り込んでこられるような気がして、違和感があります。

・一人っ子はわがまま?競争心が薄い?

特にネット上では、一人っ子に対するネガティブな意見を多く目にします。

子供自身の「楽しく生きようとする力」に気付く

私は一人息子を育てていく中で、いつの間にかそういった価値観に侵食されていました。

兄弟がいない息子は、将来も孤独なのではないか。

協調性のない子になってしまうのではないか…。

しかしここ最近の息子の成長を見るにつれ、そんな事は全く気にしなくて良いと思えるようになりました。

息子はすでに1人の個性を持った人間として存在しており、親がそんな事を心配しているのを尻目に、どんどん自分の世界を広げて楽しんでいるではありませんか。

保育園でたくさんのお兄ちゃんやお姉ちゃん、年下の子供たちに囲まれて、集団生活の中で自然と規律を学んでいます。

喧嘩もする中で、我慢することも覚えています。

今後も、集団の中で過ごす時間が圧倒的に多くなっていくのです。

子供の個性も将来も、決して兄弟の数で決まるものではないと思うようになりました。

一人っ子を育てる上での“本音”

現在「私には一人っ子がちょうど良い」という思いがあります。

言い換えれば、私の年齢、家庭環境にはこれ以上も以下もない、理想の子供の人数だという事です。

しかしそれはまた、年齢や環境が許せばもっと子供がたくさん欲しかったという事でもあります。

これが私の“本音”なのですね。

もちろん子供の数に正解はありませんし、子供の数に幸せ度が比例するわけでもありません。

それぞれの家庭の事情や環境によって無理のない人数で、その上で幸せを求めていくことが理想です。

最後に

私達は夫婦の年齢、体力などを考慮して、子供を1人と決めました。

その事に後悔は無く、むしろ将来の計画を立てやすい面でも無理しなくて良かったと安心しています。

もっと子供が欲しかったのに、事情があって一人っ子を決意したお母さん。

兄弟がいないことを悩む事も多いと思いますが、それはお母さんが子供に深い愛情を持っている証拠でもあります。

いっぱい悩んだ末に、自分の“心の声”に耳を傾けて決めた事には、後悔する必要はありません。

私の息子も有難いことに、すくすくと育ってくれています。

子供はとても純粋で、強さも優しさも持ち合わせていて、とても頼もしい存在です。

1人でも何人でも、子供は素晴らしい存在に変わりありません。

これからも愛情をいっぱい注いで、楽しく一人っ子育児をしていきたいと思っています。

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