里帰り出産は楽?陣痛中の実父の衝撃の一言!私の家族は自由人

第一子を出産時のことです。

義姉(実兄の嫁)や周囲の先輩、友人が全員里帰り出産をしていたので自分も迷うことなく里帰り出産を選択。

田舎なので実家には兄夫婦家族(甥姪が2人)、実父母(60代前半)が同居していましたが、自分自身も結婚前には同居していたので特に出産前には不安はありませんでした。

この時には実家家族が自由人だということを忘れていたのです。

予想外の出来事が起こる初出産

初めての出産は破水から

妊娠36週から実家へ里帰りを開始。

その後妊娠38週目の朝のことでした。

いつものように自室で朝食を食べていると、チョロッと濡れる感覚がありました。

破水か尿漏れか自分では判断できない量でしたが、しばらくしてもチョロチョロと漏れる感覚が続き、母と相談し病院へ行くことになりました。

実父へ

「破水したかもしれないから病院に行ってくる。
もしかしたらこのまま入院になるかもしれない。」

と伝えました。

普通であれば

「大丈夫」

等の言葉が出るかと思うのですが、父が言い放ったのは衝撃の一言でした。

「え?今それ言う?」出産当日の実父の衝撃の一言

「じゃあ今日は庭の草抜きをしようと思っていたから、お前の車を今から移動させてくれ」

私も母もポカーンとしました。

え、今このタイミングで言う?

今破水しているかもしれない娘、もしかしたら今日このまま出産もあり得る状況で、草むしりをしたいから庭に駐車している車を移動しろと言う実父。

私は破水の不安もあり何も言えないまま、実母は実父の言葉を無視してそのまま病院へ向かいました。

その後、病院で破水していることがわかり、私はそのまま入院となりました。

実母に入院セットを取りに実家へ帰ってもらうと、実父はまだ

「草むしりをするから、車を移動させろ」

と言っていたそうです。

実の娘が初めて出産するかもしれないという時にでも、気にせず草むしりをしようとする自由人な実父。

当時は出産のことで頭がいっぱいでしたが、思い出すとイライラする出来事です。

幼児は赤ちゃんが好き。でも自分のことはもーっと好き

出産は超安産でした

破水から始まった出産は、陣痛促進剤を内服し始めてから約5時間で終えることできました。

想像していたよりは痛くなかったといえ、陣痛中は実母や主人にサポートしてもらいました。

テニスボールなど、色々ないきみ逃しグッズの中でも役にたったのは、出産の3日程前に買ってもらっていた甥のだき枕でした。

いきみ逃しに握りしめるのにちょうどよく、また甥が私のために貸してくれた気持ちも嬉しかったです。

甥っ子よ、お前もか。受け継がれる自由人

出産を終えた次の日、実母に実家の様子を尋ねると

「甥っ子がだき枕を早く返してほしい。使った後はキレイにして返してね」

と言っていたと伝えられました。

甥っ子よ、今まで仲良く過ごしていたと思っていたのに、と悲しくなりました。

もちろんのその発言の後に、実兄夫婦に叱られたとのことですが、まだ6歳になったばかりなので仕方ないとはいえ、実父といい甥といい自分本位な発言が多く、げんなりしました。

その手はキレイ?

入院中は実家の家族みんなでお見舞いに来てくれました。

まだ幼稚園生の甥姪は新生児に大興奮。

来てすぐに赤ちゃんに触ろうとします。

その度に義姉が

「手を洗ってから!」

と注意をしてくれていたのですが、

手を洗う
→赤ちゃんを触る
→病院の床や、洗面所、ゴミ箱など触る
→赤ちゃんを触ろうとする

の繰り返しでした。

生まれて間もない初めての子どもということもあり、少し過敏気味だったと思いますが、甥姪の行動をじーっとみてしまい

「その手はキレイ?」

とずっと言い続けてしまいました。

注意をすると少しムッとする甥姪、子どもは自由に動き回ったり色々触ったりするものとわかってはいるつもりでしたが、

もう少しおとなしくしていて!

と思ってしまいました。

一番精神的に厳しかった、実母が一番自由人

入院中よく泣く我が子

入院中の洗濯やシャワー中の子どもの世話は実母にお願いしていました。

特にシャワー中は入院しているとき唯一の一人時間であったのでありがたくお願いしていました。

入院中、子どもはとにかくよく泣く子でした。

昼間はよく眠っていましたが、夕方から深夜までは色々なことで泣いていたと思います。

実母は夕方から来ていたので、泣いている子どもしか見ていなかったと思います。

そんなに嫌ですか?

産後3日目のシャワー中、シャワーを浴びていても聞こえる我が子の泣き声。

焦りながらも髪を洗い、拭くのもままならないまま我が子を抱く実母のもとに行きました。

私が抱っこしても泣き止まない子ども。

当時は出産後で精神も不安定で私もとても焦っていました。

髪の毛もびちゃびちゃの状態のまま、ふと実母を見るといそいそと帰る支度をしているではありませんか!

え?

と思いながら見ていると、泣いている子どもを私に渡せたことで自分の任務は終了したと言わんばかりに

「じゃあ」

と言って、振り返ることなく病室を出て行ってしまったのです。

泣き叫ぶ我が子を抱きながら、冷たくなっていく髪の毛を感じながら途方にくれました。

泣いてばかりいる我が子はそんなに嫌なのか。

情緒不安定になっていた私も、悲しさや怒りで泣いてしまいました。

優しい助産師さんに救われました

そのままの状態で1時間半ほどたったころでしょうか、助産師さんが見回りに来てくれました。

泣き叫んでいる新生児、髪も身なりもボロボロで泣いている私を見て、

「入院中は私たち病院のスタッフがいるから甘えてもいいんだよ。
家に帰ったら頑張ればいいんだから、今頑張りすぎないで産後の体を休めることに集中して。
この子は一度新生児室で預かるから、落ち着いたら迎えにきてね。
無理そうなら一晩でも預かるか大丈夫だよ。」

と声をかけ、子どもを預かってくれました。

あの時の助産師さんほど女神に見えたことはありません。

その後、涙の出るまま泣き、主人にも電話で愚痴りました。

泣いていた我が子も、新生児室で助産師さんにお世話をされると、泣き止んで寝ていったそうです。

私の不安定な気持ちが子どもにも伝わったのだと思います。

理想の里帰り出産を押し付けない!

この時から、実母に新生児のお世話をお願いすることはやめました。

シャワー中は助産師さんに子どもを預けて少し自分の時間を確保することで、情緒不安定な状態もだいぶ改善されたと思います。

あの時、助産師さんに優しい言葉をかけてもらえ、頼るのは家族だけではないのだ、と気付けました。

また、実家族、特に実父母の自由な性格もよくわかった出産の入院でした。

実父母だからと言って期待しすぎてしまうのはよくなかったと反省しています。

自分の周りの里帰り出産の話を聞いて、里帰り出産の理想像を作り上げてしまっていたと思います。

自分の実家の家族の性格や小さい甥姪がいる状況などで、理想通りの里帰り出産とはなりませんでしたが、

「理想を押し付けない!」

と思ってからは、だいぶ楽になったと思います。

退院後も、新生児の近くでタバコを吸う実父や、

「友達に赤ちゃんを見せたい」と騒ぐ甥姪、

「新生児の世話をする!」と仕事を休んでくれたが、実際はパチンコへと通う実母など、

自分の理想とする『静かでゆっくり過ごす産後の里帰り』とはかけ離れてしまい、イライラすることもありましたが、なんとか約2か月の里帰り出産を終えることが出来ました。

『実家は実家、自分は自分』と諦めをつけて生活を送ることが、イライラしない里帰り出産のコツなのかと思いました。

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