産後の里帰りでイライラが止まらない!理由は?5つの解消法

産後の負担を軽くするために里帰りしたのに、イライラして心も体も休まらない!そんな経験はありませんか?実母や姉などにイライラしてしまうのは実はよくある話なんです。里帰りでイライラする理由とイライラを解決する5つの簡単な方法を紹介します。

産後の女性はイライラしやすい

まず、産後の女性はとてもイライラしやすいんです。その理由は次の3つ!

  • 産後はホルモンバランスが急激に変化していて体の状態が大きく変わるから
  • 命を守り育てる責任感と労力で身も心も磨り減っている
  • 慢性的な睡眠不足で自律神経が乱れていて体調が良くない

赤ちゃんが生まれると頻回授乳や3時間置きのミルクが欠かせなくなります。おむつかぶれしないようこまめにおむつを替えなければなりませんし、泣かれるたびに抱いてあやし、体重が増えているか確認も必要です。沐浴の時には滑って落としたりしないよう注意しながら片手で洗い、風邪を引かせないよう素早く保湿クリームを塗って服を着せなければなりません。

こうしたことを会話ができない赤ちゃんを相手に朝から晩まで繰り返し続ける上に、家事をしたり、一緒に暮らす相手にも配慮したり、産後の自分の体のケアをしないといけないんです。

産後の女性は心身共に疲れやすい生活を送っている上、ホルモンバランスが妊娠前とは全く違う状態に変化しているため、マイナス思考になったり、イライラしたりしやすくなっています。

産後の女性はイライラしない訳がない!といっていい状況なんですよ。

誰にどうしてイライラするのかタイプ別に紹介

イライラしやすい時期に「少しでも楽になるために」「床上げまでは体を休めるために」という理由で里帰りする方も多いですよね。でも、その里帰りで余計にイライラしてしまうことがあるんです。そんな里帰りのイライラをパターン別に紹介しましょう。

実の両親に対するイライラ

筆者の友人が「親だから腹が立つ!」と叫んでいた事例を紹介しましょう。

友人は産後、実家に里帰りしたものの次のようなことがあってストレスMAXになってしまったそうです。

  • 親は容赦なく口出ししてくる(母乳出てないんじゃない?とズケズケ言う)
  • 赤ちゃんが泣いたから抱っこすると「抱き癖が付く!」と叱ってくる
  • 父と兄が一切家事をしない人だから、家が汚くて仕方がない
  • 結局、家事の手伝いをさせられる
  • タバコを吸った直後に赤ちゃんを抱っこしようとする

実の親子だと遠慮がありません。親がズケズケ言えば子も容赦なく言い返してしまうので、ケンカがヒートアップしやすいんですね。

それに、里帰り期間が長くなればなるほど家の手伝いを要求されたり、育児に口出しされたりしやすくなるもの。実両親が相手だから……というイライラがあるんですね。

義両親に対するイライラ

嫁という立場からするとなかなか耐えがたいことかもしれませんが、義両親の実家に里帰りするパターンもあります。これは想像しただけでイライラしてしまいそうですね。義両親の実家に里帰りした時は、次のようなことでイライラしがちです。

  • 生活習慣が全く違う人達に合わせる苦労
  • 授乳や風呂、トレイなど恥ずかしいシーンで配慮・遠慮しないといけないストレス
  • 育児や生活習慣について口出しされるストレスと、言い返せないストレス

義両親というのは嫁からすると赤の他人になります。生活習慣も違いますし、考え方も全く違います。産後のイライラしやすい時期に、慣れない生活環境で遠慮や配慮に満ちた生活を送らないといけないのは非常にストレスが堪るもの!

義両親からすれば可愛い孫が毎日家に居るので嬉しいかもしれませんが、嫁の立場からすると産後の休息とはほど遠い生活になってしまいがちです。

兄弟姉妹に対するイライラ

里帰りした時に兄弟・姉妹にイライラするパターンもあります。これは、兄弟・姉妹が未婚・既婚、子どもあり・なしに関わらずイライラしてしまうことがよくあるんです。

まず、兄弟・姉妹の自由さや遠慮のなさ、兄弟・姉妹だからこそ本音でぶつかり合ってしまうことが原因です。

また、先輩風を吹かされたり、責任を負わない立場から育児や生活についてアレコレ口出しされたりするのもイライラする原因に!

実家に両親だけでなく兄弟・姉妹が居る場合、里帰りは考え直した方がいいのかもしれません。

夫に対するイライラ

里帰りの時、親や兄弟だけでなく夫の態度にイライラすることもあるんです。

これは、育児をしない状況にいる夫の自由さにイライラしたり、配慮のなさにイライラしたり、「早く帰ってきて俺の世話をしてよ」というような態度にイライラするというもの。

里帰りせずに家に居ても「自分のことと仕事のことだけを考えていれば子どもが成長する」という夫にイライラしますし、離れていても「父親という自覚がない態度」にイライラするんです。

この夫に対するイライラのせいで離婚を考える夫婦もいるんですよ。父親になる方には自覚を持ち、頼りになる夫になって欲しいものですね。

5つのイライラ解消術

産後はイライラしやすい上に、ストレスが溜まりやすい環境に身を置かざるを得なくなってしまうと、どうすればいいか分からなくなりますよね。そんな、イライラに襲われたときの解決法を5つ紹介します。

相手もイライラしていると考える

まず、イライラした時は相手もイライラしていることを忘れないようにしてください。

実の両親にせよ、義両親にせよ、「自分の経験を元に孫がよりよく育つように」という考えで口出しをしてきます。これを「今は違うのよ!」と否定され、はねのけられたらイライラしてしまいますよね。

それに、子どもの世話をしなくていい生活が続いていたのに、昼夜問わずに泣く赤ちゃんを連れて娘が帰ってくると、これまでの生活と全然違う生活を送らないといけない(変化を受け入れないといけない)ストレスを親も抱えていることになります。

イライラは自分だけじゃない。相手もイライラしている。そう考えると、一方的にイライラをぶつけてはいけない、と思えませんか。

自分一人がストレスを感じている訳ではない、と考えてみるのも大切です。

妻業・母業を辞められる時間を作る

ふたつめの方法は自分時間を作る、という方法です。

赤ちゃんが生まれると女性は、母・妻・嫁という3つの役割を担わなければなりません。子どもに対する責任、夫に対する責任、実家や親戚との付き合いといったことを考えなければなりません。

しかも、こうした役割をいくら頑張っても報酬はゼロ。しかも、ダメだしばかり受けて、褒められたり励まされたりすることがありません。こんな気が滅入る仕事ばかり勤めていると心が病んでしまってもおかしくありません。

ですから、女性は「母でも妻でも嫁でもない時間」を持つようにして、自分の好きな時間・自分が自分で居られる時間を作りましょう。

例え5分でもいいので全てから離れる自分時間を作ってください。そうすることで自分の心の休息をとり、頭の中をリセットしてイライラを忘れるようにしましょう。

睡眠は大事!

三つ目の方法は睡眠です。

新生児のうちは難しいのですが、可能な限り睡眠時間を確保するようにしてください。

脳は全身の機能を統括する機関です。その脳が疲労困憊してしまうと全身に不調が現れるようになり、身も心もコンディションスが一層悪くなってしまいます。

そうなるとイライラは止まらないし、マイナス思考になってしまいがち。いわゆる産後鬱の状態にもなりやすいので、赤ちゃんが寝たら一緒に寝る、くらいの気持ちで過ごすようにしてください。

睡眠は心と体の調子を左右する大切な休息の時間なんですよ。

里帰り前にルールを決める

四つ目は里帰り前のルール作りです。

里帰りしている間、滞在費を払うとか、洗濯はするとか、育児の一部を両親に任せるとか、親子の間でルールを決めておきましょう。

滞在中の費用があれこれかかることに不満を覚える方も居ますし、何も家事を手伝わないと親に大きな負担をかけるのは明らかです。それに、可愛い孫が目の前に居るのに何もさせてもらえない……と悲しくなる方もいます。

親子の間に遠慮はいらないと思うかもしれませんが、親しき仲にも礼儀ありという言葉があります。ある程度、ルールを決めておいたほうが上手くいくこともありますよ。

祖父母の孫育てに関する知識をつけてもらう

五つ目の方法は、孫育ての知識を付けてもらう、というもの。

特に「自分の親はあれこれ口出しするだろうなぁ」と思う方は、孫育ての方法や今風の育児について予め親に勉強してもらいましょう。こうすると、育児に対する考え方のズレが起こりにくくなり、イライラの原因がひとつ減ります。

ただ、直接言うと角が立つケースも多いので、行政が出しているアドバイスブックを利用してみてください。

<さいたま市祖父母手帳>
http://saitama.bss-net.jp/bookshelf/30000160129004.html

こちらはさいたま市役所が出しているものです。こうしたものを利用すると「子どもから言われたらイラッとする」という親でも考えを変えやすいものです。

里帰りする前にこうしたものを紹介して「今は自分達の時とは違うんだ」と親自身が自ら思えるようにしてみてはどうでしょうか。

イライラするものなので、イライラしない工夫を!

産後の女性はイライラしやすい状態になっています。少しでも楽になるために里帰りをしても、イライラしてしまう原因はそこかしこにあります。

実両親、義両親、兄弟・姉妹、夫。あらゆる相手にイライラしてしまうものなので「イライラしやすいんだ」と自覚した上で、イライラしない工夫をしましょう。

イライラは自分だけじゃないと考え、自分時間を作ったり、できる限り眠ったり、ルール決めや孫育てに関する知識を親達が得られるよう働きかけたり。イライラしないように自分から動くようにしてみてくださいね。

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