産後里帰り1日で後悔?誰もが[実家=楽]ではない?

安心して育児をするために選択した里帰りが逆効果に…。

慣れない育児、睡眠不足…様々な不安から出産後に里帰りをするママも多いかと思います。

しかし実の娘だからと遠慮のない家族だとストレスは溜まる一方。

1日で後悔した里帰り体験談をご紹介します。

誰しもが「里帰り=楽」とは限らない

子どもがいることを話すと、よく

「親は近くに住んでいるの?」

と質問されませんか?

Yesと答えると、たいてい

「じゃあ楽でいいね。」

と言われます。

一般的にはそうかもしれません。

生まれ育った土地、勝手を知る実家、そして気の許せる家族に見守られながら子育てができる環境は安心で楽に見えるのでしょう。

しかし私はそうではありませんでした。産後の里帰りはイライラばかりで、もう二度としないと決めています。

出産後の里帰りは1日で後悔

私の場合、自宅と実家は車で30分の距離のため、当たり前のように出産後は実家で過ごすことが決められました。

自分が望んだわけではありません。周囲に押し切られた形です。

夫からは仕事が忙しいことを理由に

「出産後1ヶ月は実家で過ごしてほしい。」

と懇願され、義母には

「近いのなら実家で過ごすのが一番!」

と当たり前のように言われ、そして実家では何も言う前から私と息子を迎え入れる準備が整えられていました。

完全に外堀を埋められ、私に拒否権はありませんでした…。

それでも、家事をしなくて済むのであれば、育児に集中できるし楽ができるかな…という淡い期待もあり、しぶしぶ実家に帰ることに。

しかしそんな期待もむなしく、数時間で帰ってきたことを後悔、その日の夜には泣きながら夫に電話で

「帰りたい」

と訴えていました。

自分中心な母にイライラ

里帰り中はほとんどの家事を母がしてくれました。

掃除が行き届いた部屋、黙っていても出てくる食事、それは本当にありがたかったです。

ただ、私の母はそのタイミングが常に自分中心なのです。

なかなか寝ない息子に悪戦苦闘し、やっと寝かしつけて自分も眠ろうと思っていても、必ず食事の時間に起こされました。

食事よりも睡眠がとりたいのに

「食べられるときに食べて体力をつけないと!」

と言って聞きません。

部屋の掃除も布団の洗濯もすべて母のタイミング。

休みたいと思っていても部屋を追い出されます。

そして一番助けてほしい夜間は何も手伝ってくれません。

自分のペースで生活ができないことが、こんなにもイライラするとは思いませんでした。

勝手に息子を連れだす父にイライラ

ある日、昼寝からふと目を覚ますと隣に寝ているはずの息子がいません。

自分で布団から抜け出すはずはないと理解していてもパニックです。

慌てて部屋を飛び出し、1階で母を見つけますが息子の姿はありません。

「息子は!?」

と問いただすと母はサラッと答えました。

「お父さんが仕事場に連れて行ったよ。」

実家は自営業で、父の仕事場は自宅のすぐ隣です。

廊下でつながっているので外に出なくても仕事場には行き来可能ですが、生後2週間の赤ちゃんを母親に無断で連れ出すという行為が許せませんでした。

猛抗議しましたが、父も母も何が悪いのか理解していないようで更にイライラ。

ちなみに仕事場に息子を連れて行ったのは、従業員に孫自慢をしたかったようです。

厚着をさせたがる祖父にイライラ

当時実家には私の祖父も同居していました。

穏やかで優しいおじいちゃんに対しても私のイライラは溜まります。

とにかく息子が寒くないかと心配するのです。

桜の季節、外は肌寒くても家の中はヒーターでポカポカ。

出産した病院でも

「部屋が暖かければ薄着で大丈夫。」

と教えられその通りにしていたのですが、自分が寒がりのせいか祖父はとにかく厚着をさせたがります。

寝ている息子に何枚もタオルケットや毛布をかけようとして、その度に

「大丈夫だから!」

と止めなければならず、気が休まりませんでした。

そもそも家族との関係は良くなかった

私が里帰りを渋ったのは、昔、家族との関係が良くなかったからです。

私は一度、両親に見捨てられています。

私は父、母、私、弟の4人家族でしたが、私が3歳、弟が0歳のときに父方の親戚が一人同居することになりました。

彼女は父の仕事を手伝い、忙しい母に代わって私や弟の世話もしてくれましたが、気性が荒くわがままな人でした。

生まれたばかりの弟を自分の子どものようにかわいがる一方、私のことは気に入らず、何かにつけて私は怒られていました。

年々”しつけ”がエスカレートし、小学生になる頃には罵倒や暴力も当たり前になっていました。

父も母も助けてくれません。

目の前で私が叩かれて泣いていても父は静観、母はいつしか一緒になって私を叩くようになりました。

高校生になっても状況は変わらず、一度だけ、なぜ助けてくれないのかと両親に尋ねたことがあります。

父は

「そんなに傷ついているなんて知らなかった。」

母は

「あなた一人が犠牲になれば家族は丸くおさまるから。」

と言いました。

両親に見捨てられたとわかった瞬間でした。

そして私もこの一言で両親を見限りました。

大学入学と同時に家を出て、ほとんど実家に帰ることもないまま社会人になり、やがて同居していた親戚は病気で亡くなりました。

そこからやっと両親と向き合えるようになりました。

実家に帰る回数も少しずつ増え、関係も徐々に良くなっていきました。

だから忘れていたのです。

父も母も自分勝手なところがあるということを。

唯一の解決方法…それは逃げること!

家族が手助けしてくれているのは理解していました。

しかし全く気が休まらず、睡眠もとれず、常にイライラして精神的に参っているのが自分でもわかりました。

家族全員が敵に見え、昔の嫌なことを思い出しては毎日泣いていました。

とうとう我慢ができなくなり、予定を1週間繰り上げて自宅に戻ることにしました。

最後まで両親は私が戻ることに不満そうでしたが、私の精神が限界でした。

自宅に戻り、夫と息子との3人での生活がスタート。

相変わらず眠れない日々の連続で体力的にはつらく、食事や掃除も適当になりがちでしたが、それでも自分のペースで生活できることに幸せを感じました。

家族といってもある程度の距離感は必要

ただでさえ産後は体力的にも精神的にも不安定な時期。

何気ない一言でイラつき、傷つき、そして落ち込んでしまいがちです。

もともと家族と仲が良く、信頼関係を築けている間柄なら問題はないでしょうが、自信がない人は里帰りについて慎重になるべきだと私は思います。

ちなみに息子が3歳になる今、月に一度実家に顔を出しています。

適度な距離感がわかり、お互いにうるさく言うこともなく、穏やかに過ごすことができています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)