子2人連れの彼と結婚!血は繋がってないけど円満の秘訣は?

顔は笑っているけれど、肩に十字架を常に背負っているような哀愁漂う当時の主人。

何とか助けになりたくて一緒に生活を始めましたが、周りの理解を得られるまでにはかなりの時間が必要でした。

最初から応援してくれた彼の子供達

今の主人と出会った時、彼には18歳と12歳のふたりの息子がいました。

離婚が確定してから数年が経っており、上の子は学校附属の寮生活、下の子が母親との同居、そして彼は離婚などのごたごたがおこる直前にローンで購入したばかりの新居に独り暮らしをしていました。

前妻と共に経営していた事業が倒産の危機に陥るほどの切羽詰まった経済状況の中で必死に働きながら、さらに週に三日は夕方に下の子を25キロ離れた前妻の家へ迎えに行き夕食を作り一緒に夜を過ごし次の朝学校へつれていかなければならなかったり、週末は家に帰ってくる上の子の送迎をしたりと心も体も擦り減って折れそうになっている状況でした。

子供たちはそんな父親を気の毒に思っていたようで、私が新しい彼女として時々家に顔をだして日常生活のお手伝いをはじめた時も嫌な顔などせず迎え入れてくれました。

そのうち私は彼の家で生活をはじめることとなりました。

親しき中にも礼儀あり

主人の息子達との良好な関係を保つために私が気をつけていたのはただひとつ。

彼らの母親の悪口は絶対に言わないことでした。

食事中の会話で母親の愚痴を聞くことはよくあったのですが、黙って聞くだけにするか、できるだけ彼女を擁護する立場でいるように心がけました。

いくら欠点があったとしても世界でひとりだけのかけがえのない彼らの母親ですし、私という存在が彼らの前に現れたからといってそれに全くかわりはわりはないと言うことを分かって欲しいと思っていました。

同じ屋根の下で暮らすということ

そうこうしているうちに上の子も学校を卒業し家に戻ってきて、仕事を探しながらアルバイトの生活を始め、下の子も母親とのいさかいが原因で私たちのところでほとんどの時間を過ごすようになっていました。

家族がやっと戻ってきたようで嬉しそうな主人を見て私もやりがいを感じていました。

けれど同じ屋根の下で生活をともにするということはそんなに容易いことではありません。

炊事洗濯の大変さはもちろん、なかなか仕事を見つけようとせず部屋でゲームばかりしている長男にイライラしたり、男の友達ならまだしも女の子と二人だけで部屋にこもり夜も泊まらせようとする下の子に渇を入れたりと色々と心配事が増えていきました。

主人は基本、私には優しく感謝をしてはくれるのですが、仕事で忙しいこともありなかなか話しをじっくり聞いてもらえなかったりでイライラはどんどん積もっていきました。

そんなある日のこと、彼らとたわいない会話をしながら食事を済ませ、食器洗いをしていた時のことでした。

普段は無口の長男がすっと近寄ってきて、

「○○(私)は、この家に平穏と平和をもたらしてくれた。ありがとう。」

とボソッと言ってくれたのです。

お互いに照れくさくてその後は適当に誤魔化しましたが、本当に嬉しかった。

私たちは本当の家族ではないし、私たち独自の関係だけれど、やっぱりこれで良かったんだとなんだか自分の居場所をやっと見つけたような心温まる出来事でした。

娘の誕生

わたしがまだ主人と出会う前に、主人の前妻は早々と再婚しその後すぐにもう一人の男の子を出産していました。

主人の息子たちにとって、この新しい弟の誕生はあまり嬉しい思いのするものではなかったようです。

下の子は特に傷ついたようで、そのころは学校でも問題を多発したり暴力的になったり、原因不明の腹痛に悩んだりと主人も随分と心配をしたそうです。

そんなことを聞いていたのもあり、私は特に子供を望んでいませんでした。

男三人との生活でいっぱいいっぱいでしたし、もう一人、それも赤ちゃんの世話をしようと思えるほどの余裕がありませんでした。

そのうち正式に籍も入れ、同居生活も約8年が経とうとしていました。

長男は仕事も順調に進みパートナーとの二人暮らしをはじめ、次男もあまり手がかからなくなった頃に私たちは新しい命を授かることができました。

主人の息子たちはもう二人とも成人していましたが、妊娠の報告には気をつかいました。

嫌な顔をされるのが怖かったですし、今まで築いてきた良い関係を壊すことだけにはなって欲しくありませんでした。

ですが、ありがたいことに二人とも年の離れた妹の誕生を想像以上に喜んでくれました。

今は四歳になった娘ですが、今でも会うたびに一緒に楽しみ、遊び、笑いととても自然に無理なく新しい家族として受け入れてくれていることを実感できて嬉しい限りです。

いろんな家族のかたち

血のつながった家族の間でも毎日の生活のなかでのごたごたはかならずあると思います。

もっと言えば、実の家族だからこそ甘えがでて、わがままに自我を通そうとしてしまう事も多いのではないでしょうか。

私の場合、血がつながっていないからこそ気を遣うというか、優しくなれるという面もありました。

イライラもたくさんありましたが、最終的にはこのように、良い距離感を保つということで私自身も頭を冷やすことができ良好な関係を保つ秘訣になったのかなと思います。

一番身近な家族にこそ思いやりを持つことを忘れずにいたいと思っています。

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2019年3月14日

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