子供の偏食は年齢によって原因と対策が違う?7つの対策!

離乳食がスタートして以降、子どもの偏食に頭を悩ませる親御さんはたくさん居ます。

でも、偏食は年齢によって原因と効果的な対策が異なるってご存知でしょうか。

年齢別の偏食の原因と7つの偏食対策、そしてどうしようもない時の奥の手を紹介します。

子どもが偏食する年齢別の理由

子どもの偏食は原因が分かれば対策を取ることができますし、原因によっては

「成長を見守れば良いんだ」

と安心することができます。

まず、子どもが偏食する理由を年齢別に見ていきましょう。

離乳食の時期の原因

離乳食は大抵、生後6か月以降にスタートしますが、この頃の子どもが偏食する理由を紹介します。

  • 本能で嫌がっている(苦いものや酸っぱいものは、毒や腐った物と本能で判断する)
  • 口に入れた食べ物のサイズが合っていない
  • 硬くて噛めない
  • 柔らかすぎて気に入らない
  • お腹が空いていない
  • 刺激を感じる

離乳食を食べる時期は、まだ固形物に慣れていません。

そのため、少しでも合わないと感じたら拒否してしまうことがよくあります。

形状を変えたり、固さを変えれば食べることもしばしばですから

「美味しくないんだ」

と気を落とさないでくださいね。

2歳頃の原因

2歳前後になるとなんでも反抗するイヤイヤ期に入ります。

イヤイヤ期の子どもは話の内容は関係なく

「ママが言うこと全てがイヤ!」

と拒否するように。

離乳食も本当に食べたくないのではなく、ただ「イヤ」と言っているだけ、ということがよくあります。

また、まだ我慢できない年なので、好きな物を好きなだけ欲しがってしまうことがあります。

もし、2歳くらいに濃い味(ファーストフード店のような味)を覚えてしまうと

「アレじゃなきゃイヤ!」

と泣き叫ぶこともあるんです。

濃い味ばかりでは塩分や脂質が過剰になってしまうことがよくあります。

ですから、離乳食と幼児食はできるだけ素材の味を活かした味付けにしておきたいものです。

4歳以降の原因

離乳食や幼児食は問題無く食べてきた子であっても4歳を過ぎてから偏食になることがあります。

これは成長の証なんですよ。

4歳を過ぎれば語彙が増え、自分の意見を頭でまとめることもできるようになるので、

「魚は骨があって嫌」
「ピーマンは苦いから嫌い」

といったように好き嫌いをうまく主張できるようになります。

また、友達やTV、インターネットなどから情報を仕入れる能力も高くなるので、見目が良い物や友達の話につられてしまうこともしばしば。

脳が発達し、集団生活が始まるなど行動範囲が広がることで偏食が増えるのは成長している証であり、子どもに合わせた対策を取れば偏食が減ることもよくあるので過剰に悩まないでください。

アレルギーがある場合も!

食物アレルギーは皆さんご存知でしょう。

特定の食べ物を食べると蕁麻疹が出たり、吐いてしまったり、酷い時はアナフィラキシーショックで呼吸困難になったりするのが食物アレルギーです。

アレルギーを持っている子がアレルギーの原因になるものを食べると、口の中が痒くなったり、気持ち悪くなったり、吐きそうになったり、蕁麻疹が出たりします。

子どもは物覚えがよく、過去に食べて不快な症状が出た食べ物は避けようとします。

ただ「アレルギーです」とは言えないので、偏食しているようにも見えるのです。

卵・乳製品・小麦・そば・落花生・えび・かには特に注意が必要で、他にもあわび、いくら、いか、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、バナナ、カシューナッツ、ゴマ、ゼラチンといったものは注意した方がいい食材です。

子どもの偏食の7つの対策

子どもが偏食するようになると、親御さんはどうしても

「食べさせなきゃ!」

と焦ってしまいますよね。

そしてどうすればいいのか悩んでしまうもの。

そんな時に取るといい偏食の7つの対処法を紹介します。

対策1:分からないように混ぜ込む

幅広い年齢で有効なのが「分からないように混ぜ込む」という方法です。

筆者の子は小学生ですが偏食が多く、見た目で「嫌い」と判断することがよくあります。

ですから嫌いな食材をみじん切りにしてひき肉に混ぜ込み、肉団子やハンバーグの形にして出します。

他にも、お好み焼き風にしたり、卵焼きに混ぜたり、チャーハンの具に利用したりします。

ちょっと手間ですが、ひと手間かければ苦手な食材も食べられることがよくあり

「実はピーマン入ってるのに食べられたね!凄い!」

と褒め続けることで

「頑張れる!」「食べられる!」

という自信を子どもに持たせることができます。

子どもが自信を持ってから苦手な食材が入っている!と分かる形で出すようにしてください。

そうすれば「私は食べられる!」と思い込んで食べるので、苦手な食材も食べられるようになりますよ。

対策2:好きな物を完食させる

ふたつ目の対策が「好きな物を完食させる」方法です。

まず、絶対に子どもが完食できる料理を食べきれる量だけお皿に入れて食卓に出します。

そして「全部食べた!凄いね!」と完食したことをめいっぱい褒めてください。

こうすることで「全部食べることは素敵なこと」と子どもが記憶し、例え苦手なものがあっても「完食するんだ!」と頑張ることができるようになります。

筆者の場合、上の子が偏食が多く、下の子は比較的なんでもよく食べていました。

ある時、筆者が

「えらいね!全部食べてくれたの!ありがとう!」

と下の子をベタ褒めしたところ、座ることすらせずにご飯を食べなかった上の子が大慌てでイスに座り、白飯を全部食べたんです。

そして

「食べた!食べた!」

と食べたアピールをしてきました。

上の子は

「食べなさい!」「残さないの!」

という叱責に嫌気が差していたのでしょう。

妹のように褒められたい!という気持ちが溢れ出たのかもしれません。

「全部食べたね、えらい!」という褒め言葉は小学生になった今でも有効です。

対策3:「ひと口だけ頑張ろう!」作戦

三つ目の方法は「ちょっとでいいから頑張ろう」という作戦です。

これは大体4歳以降になってから使える方法です。

子どもは3歳を過ぎた頃から我慢ができるようになってきます。

4歳を過ぎれば、ある程度の分別を付けられるようになって頑張ろう、という気持ちも出てくるように!

脳の発達の問題なので、あまり早い時期に頑張らせようとしてもうまくいきません。

「ひと口でいいから頑張ろう!」

という方法は4歳を過ぎたあたりから使うようにしてください。

このひと口は、爪の垢くらいでもいいんです。

ほんのわずかでもいいので頑張らせて

「凄いね!頑張れるじゃない!」

と盛大に褒めてあげてください。

この褒める、というのが重要で、子どもが

「褒められて嬉しい!」と思えるくらいしっかり褒めてください。

子どもは嬉しいと感じた行動を繰り返す習性があります。

ですから、例え嫌だな、と感じることでも後で嬉しくなるくらい褒められたら「頑張ってよかった」と思うようになります。

そうなれば「頑張れる子ども」になるんです。

決して

「そんなのひと口じゃないよ!」

とけなしたり

「じゃぁ、もうひと口!」

と約束を違えるようなことはしないでください。

ひと口と言ったらひと口で盛大に褒めてあげてくださいね。

対策4:料理方法を変えてみる

四つ目の方法は料理方法を変えることです。

子どもが食材を食べなかった場合は、茹でる、蒸す、焼く、揚げるといった料理方法を変えてみてください。

筆者の子は焼き魚はNGですが、切り身をフライにするとよく食べます。

同じ魚なのに……と思うのですが、フライなら大抵のものを食べてくれます。

油や脂を使うのが嫌!

という方もいると思いますが、茹でるよりは焼いたり揚げたりした方が子どもはよく食べます。

苦手克服の第一歩として、まず焼いたりフライにしたりして食べさせ、

「食べられる!」

という自信を付けてから素材そのままの料理にチャレンジ、というのもいいですね。

対策5:見た目を変える

五つ目の方法は見た目を変えることです。

小さくカットしたり、大きめにしたり、柔らかいお粥を止めて普通の粒のご飯にしたり、可愛いお皿に乗せてみたり、お茶碗に入れずおにぎりにしたり。

どんな風でもいいので見た目を変えてみてください。

お皿ではなくお弁当箱に入れるのもひとつの工夫です。

気分が乗れば食べる!

という子も多く、幼児食を食べさせる時は見た目を変えるのが有効です。

いわゆるキャラ弁も見た目を変える工夫のひとつですね。

筆者はよくアンパンマンのキャラクターをおにぎりで再現し、お弁当箱に詰めて子どもに出していました。

お弁当箱だと全体が小さく見えて「少ない」と思えるので子どもも食べやすいようですよ。

対策6:親が一緒に楽しく食べる

六つ目の対策は親が一緒に楽しく食べるというものです。

この方法は0歳児の頃から実践したい方法です。

実際には、親が子どもの目の前で座ったまま、美味しくお皿の上の料理をキレイに食べて見せます。

親が一緒に座って食べることで

「座ったままお箸でひとつずつ食べるんだ」

ということを子どもが目で見て覚え、また

「一緒にご飯を食べる楽しさ」

を子どもが肌で感じることができます。

子どもは気分が乗っていると食べることがあったり、親の様子を見て真似る(対抗意識を燃やす)といったことがあります。

一緒に食べることは食育の面でも重要ですから、ぜひ実践してください。

対策7:お手伝いや買い物を一緒にして食材に触れさせる

七つ目の方法は料理のお手伝いや買い物をさせて食材に触れるというものです。

例え苦手なものがあっても身近に感じたり、親近感が湧いたり、自分の体験・経験が重なると口にしやすくなります。

ですから、食材を洗ったり、切ったり、鍋に入れたりする料理の手伝いをさせて

「自分で作った料理だ!」

と実感させてください。

他にも、スーパーで買い物をする時に

「ピーマンとニンジンとセロリを取ってくれる?」

と子どもに選ばせたりしてみてください。

自分で料理したもの(買ってきたもの)だ、という思いが浮かぶと食べやすくなることがあります。

なにをどうやってもダメな時の奥の手

偏食を克服する7つの方法を紹介しましたが

「なにをどうやってもダメ!」

という子は居ます。

筆者の上の子も2~3歳の頃は白飯・うどん・ヨーグルト・果物しか食べないという超偏食家でした。

どんな手を使っても食べない子は食べません。

そういう時は

「食べるものを複数利用して栄養素とエネルギーをまかなう」

という方法を取ればOKです。

炭水化物(ごはん、麺類)、タンパク質(卵、肉、魚)、脂肪(料理で使う油やバター)、ミネラル類(果物、栄養補助食品)といった栄養素を、子どもが食べる食材を組み合わせて摂取するようにしましょう。

筆者の場合、牛乳に溶かして飲ませるタイプの子供用栄養補助食品をフル活用しました。

そうすれば、例え食べなくても栄養失調や栄養過多で病気になることはないからです。

どうしてもダメ、という時は子どもを病気にしない、というのが一番大切ですからフォローアップミルクや栄養補助食品の力を借りるようにしてください。

子どもは4歳を過ぎると理論的に物事を考えられるようになります。

そうなってから対話しつつ苦手を克服していっても遅くありません。

むしろ、その方が楽なケースも少なくありません。

離乳食の頃からずっと大きくなっても全く偏食しない!

という子は稀です。

子どもは偏食するもの、と思いながら試せる方法を片っ端から試していき、子どもの成長を見つつ対策を練っていきましょう。

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