生後1ヶ月で始めた、おむつなし育児のメリットとデメリットは?


「おむつなし育児」をいう言葉を耳にしたことはありますか?

私も以前、おむつなし育児なんて聞いたこともありませんでした。

「赤ちゃんがおむつをつけない?!」

「垂れ流しってこと?!」

と、頭の中は疑問だらけで全く想像がつかないものでした。

私には2歳になる娘がいます。

今回は、私が娘に実践した「おむつなし育児」の体験談を紹介したいと思います。

おむつなし育児とは?

何もつけない?

おむつなし育児は「できるだけおむつの外で排泄させてあげる方法」です。

赤ちゃんがおしっこやウンチをしそうなタイミングにおむつを外して、おまるやトイレなどで排泄させてあげます。

ですから全くおむつを使わないことではありません。

やり方はひとそれぞれだとは思いますが、私の方法もおまるやトイレに座らせる以外は、基本的におむつをつけていました。

おむつなし育児=トイレトレーニングではない

これも誤解されやすいのですが、おむつなし育児はトイレトレーニングではありません。

1番の目的は排泄を通して「赤ちゃんとコミュニケーションをとること」です。

  • 親は赤ちゃんの排泄に気持ちを向けることで、赤ちゃんの欲求(気持ち)が分かりやすくなる。
  • 赤ちゃんも排泄したい欲求(気持ち)を親に分かってもらえて嬉しくなる。

このやりとりによって、親子のコミュニケーションがよりいっそう深まるというものです。

私が「おむつなし育児」を始めた理由

私がおむつなし育児をやろうと思ったのは、

「まだ話せない我が子の気持ちを分かってあげられるなんて、素敵だな。」

と純粋に感じたからでした。

また、私は以前、高齢者介護の仕事をしていました。

当時、参加した排泄ケアの研修で

「動物というのは本来、おむつなどの閉鎖された空間ではなく、開放された外の空間で排泄をするのが自然な姿。」

という話を聞きました。

このことが強く心に残っており、我が子にも「おむつなし育児」をとり入れてみようと思いました。

おむつなし育児~生後1ヶ月からの記録~

妊娠中におむつなし育児のサイトや本などで情報を集めました。

それよると、おむつなし育児は新生児から始められるとの事。

しかし、まだこの時は

「産後だしなんか大変そう...

そもそも新生児がおむつ以外でおしっこできるの?」

と思っていました。

生後1ヶ月、半信半疑でおまるへ

無事出産し1ヶ月が経ちました。

子供との生活にも少し慣れてきたので、おまるでトライしてみることを決意。

そこで、出産前に購入していたホーローおまるを用意しました。

ホーローおまるはコンパクトで安定感があるので、首座り前の赤ちゃんを抱えながらでも使えます。

娘を授乳する体勢で抱っこし、おまるをお尻の下にあてるかたちで挑戦してみることにしました。

いざ娘のおむつを外し、抱きながらお尻の下におまるをあてると...。

しばらくすると「シャー」とおしっこの音が!

我が子ながら「すごい!」と感動してしまいました。

この時の何ともスッキリしたような表情の娘が今でも忘れられません。

そして、数日後にはおまるで、ウンチもするようになりました。

とはいっても、昼夜問わない育児で十分な睡眠もとれず、無理はしたくありませんでした。

しばらくは自分に余裕がある時にだけ、おまるに乗せてあげました。

この頃は、おまるに乗せても、出るときもあれば出ないときもありました。

4ヶ月、おむつなし「黄金期」到来

生後4ヶ月を迎え、私の体力もだいぶ回復していましたので、おまるにトライする回数も増えていきました。

それと同時に、おまるでの成功率も増えていきました。

この頃はまさに、おむつなし「黄金期」。

特に寝起きや授乳後は成功することが多く、私自身も楽しくなりおむつなし育児に夢中になっていました。

ただ、この時期はまだおしっこやウンチの回数も多く、1日に何度もおまるを洗うことに負担に感じていました。

そこで、首がすわったのを機に思い切ってトイレでさせてみることに...。

私も便座に座り、前に娘を支えるかたちで座らせてあげました。するとおまると同じようにトイレでも成功したのです。

その後、腰もすわると子供用の補助便座に座ってするようになりました。

特にウンチの成功率は高いもので、この当時おむつでウンチをすることは、ほとんどなくなっていました。

7ヶ月、いきなりやってきたトイレイヤイヤ期

今まで順調にいっていたおむつなし育児。しかし、生後7ヶ月を過ぎた頃から、娘は補助便座に座るのを嫌がるようになりました。

機嫌のいい時は、便座に座ってくれることもありましたが、基本的にこの時期はおしっこもウンチもおむつでしていました。

今まで上手くいっていただけにショックでした。

そんなトイレイヤイヤ期も10ヶ月頃には落ち着き、また前と同じように便座に座ってくれるようになりました。

1歳、ゆるくおむつなし育児

娘も1歳を迎えました。

トイレイヤイヤはなくなりましたが、この頃の私は毎日の育児でヘトヘトでした。

日々の疲れから、おむつなし育児への情熱も以前よりなくなっていました。

そこで、無理はせず自分ができる時だけトイレに連れて行くことにしました。

そして、言葉もだんだん出始めた頃、「うーん」とウンチだけは言葉で知らせてくれるようになりました。

しかし、その後もおしっこは教えてくれることはありませんでした。

2歳、おむつはずれる。

2歳を過ぎた頃、おしっこした後、濡れた感じが気持ち悪いのか自分でおむつを外すようになりました。

「これは、おむつはずしのサイン?」

と思い、娘に布パンツをはかせてみました。

すると、「しっこ」と自分から教えてくれくるようになりトイレですることが多くなりました。

数日間は、間に合わずお漏らしすることもありましたが、布パンツにして1週間ほどで濡らさなくなりました。

そのまま夜間もおむつが濡れることはなくなり、娘は2歳3ヶ月でおむつが外れました。

おむつ外れはまだ先のことと思っていたので、あっけなく外れてしまい拍子抜けしてしまいました。

やってわかった!メリットとデメリット

【メリット】

トイレトレーニングがいらない

今まで書いた通りですが、私はきちんとトイトレというものをやっていません。

娘はおむつをつけていたものの、毎日トイレに行っていたので、おむつがとれる頃にはトイレに行く習慣がついていました。

そのため、特にトイレでおしっこやウンチをすることに抵抗はなく、おむつ外れがスムーズだったのかもしれません。

ウンチの後処理が楽

娘は布おむつを使っていました。布おむつは、特にウンチの処理が大変です。

しかし、トイレやおまるでウンチしてくれたのでおむつは汚れずとても楽でした。

私が最後まで布おむつを続けられたのは、おむつなし育児のおかげだと思います。

コミュニケーションができる

娘がおまるやトイレでおしっこやウンチをした後、私が

「すっきりしたね!」

言うと、ニコッと笑い機嫌もよくなりました。

まだ言葉も話せない我が子の欲求を分かってあげられたことは嬉しく、親としての自信にもつながりました。

【デメリット】

手間がかかる

おむつを外し、おまるに座ったり、トイレに連れていったりするので確かに手間はかかります。

もちろん時間もとられます。

正直、育児や家事に追われ時間に余裕がないときは、トイレに連れていけない時もありました。

私は専業主婦でしたし、娘につきっきりで育児できたので出来たことなのかもしれません。

周りに理解されにくい

おむつなし黄金期は、外出先でも娘をトイレに連れていっていました。

当時、子育て支援センターで娘をトイレでおしっこさせていたら、ドアの外から

「大丈夫ですか?おむつ替えは授乳室でもできますよ。」

と、たまたま居合わせた他のママから心配されることも。

まさか、数ヶ月の赤ちゃんがトイレでおしっこしているなんて思いませんからね。

当時の私は変わり者に見えていたかもしれません。

また、当初私は、義母におむつなし育児をしていることを言っていませんでした。

義母がおむつなし育児を知らないことは予測できたし、何となく面倒くさくて言い出せませんでした。

義母にきちんと話をしたのは、おむつなし育児が順調に進んできた頃です。

話した時は、やはり困惑したようでしたが、おむつなし育児の目的を丁寧に説明すると

「今は、そういう育児のやり方もあるのね。」

と理解してくれました。

また、私の夫はおむつなし育児に協力的だったので、夫の後押しも大きかったのかもしれません。

おわりに

これが私の約2年間に渡る、おむつなし育児体験です。

私にとって、おむつなし育児は、大変なこともありましたが、メリットの方が多いものでした。

排泄を通して、娘と意思疎通ができるトイレタイムは私にとって幸せな時間でした。

また、これはあくまでも私の体験です。

おむつなし育児をした人みんなが同じようになるわけではありません。

育児は100人いたら100通りのやり方があると思います。また正解も不正解もないものだと思います。

子育ては悩みや迷いの連続。

これが親になるということなのかもしれません。

時に悩み、日々模索しながらこれからも子育てしていこうと思います。

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