ハンガリー子育て事情&家では英語?現地語?日本語?

『海外での子育て』インターナショナルスクールで英語を!

英語圏以外だと、公立に入れて現地語を!

と母国語以外の言語に必死になる方もいますが、子どもに『母国語』つまり『日本語』を身につけさせることもとても重要だと考えます。

海外生活13年めに突入、ハンガリー人夫と結婚して、ブダペスト在住。

息子2人を育てながら日本語教師、インターナショナル幼稚園の先生として、多くの子ども達と関わって思うことを綴ってみることにします。

海外の子育て

ハンガリーに限らず、海外での子育て、頼りの親はいないし、初めは知り合いもいない。

公園でママ友を。何て思っても、なかなか”外国人”なので、難しかったりもします。

現地の友達を作れれば、いろんなリアルな情報が入っていいのかもしれませんが、国民性の違いで、感覚や習慣が異なったりすることもあるので、最終的に、やはり頼りになるのは『現地の日本人』だったりします。

私も日本から来たばかりの頃は、日本人の幼児サークルに入ったり、日本人の方に近くに住んでる日本人の方を紹介してもらったりと、自分も子供も日本人と母国語で触れ合える機会を積極的に探し求めました。

海外で子育てするメリット

日本人以外の人達と触れ合う機会が多く、異国での教育を受けるため、国際感覚が身につき、視野が広がります。

ヨーロッパでいうと、日本から行くより格安で隣の国や近くの国まで行けることもあり、旅の機会が増える方も多いです。

見て!感じて!日本にいたら体験できなかったことが体験でき、その経験は未来に繋がります。

子供の視点からみると、言語の面では、日本語以外に触れられることもメリットですね。

海外で子育てするデメリットは?

言語の面から言うと、日本語に触れる機会が少なくなるので、日本語の習得が遅れる可能性は出てきます。

幼児などの場合、言葉がミックスして出てしまったりする場合もあったりするので、日本語に触れ合う機会を意識して増やすことも必要だと考えます。

言語に焦点を当ててみましょう。

どの言語を使うか?

一般的には

両親が日本人の方の場合、 日本語を伸ばすことに積極的な方も多いですが、その反面

「外国にいるんだから英語を!」

と英語を伸ばすことに必死になる方も中にはいます。

また、現地が長く旦那様がハンガリー人の方の場合、生活の場はハンガリーだから、全く日本語なしで、ハンガリー語のみという方もおられました。

それぞれのお考えで決められていいし、その答えに正解はないのだと思います。

ウチの場合

ウチも日本、チェコ、ハンガリーと行き来し、幼稚園はインターナショナル、学校は現地校と経験し、日本語は小学生までは、家庭で朝の時間を使い教えていました。

現地校の勉強も忙しくなると学習時間も減り、伸び悩んだ時期もありました。

話すのにはさほど不自由はしていないのですが、読み書きのレベルはかなり下がります。

二人とも現在高1と中2ですが、小学生レベルです。

しかし今は自ら学びたいという意欲が出てきて、パソコンなどで学習している状況です。

子供の興味の度合いにも寄りますし、無理強いは返って逆効果のように思うのですが、日本語が好き!楽しい!

と思える環境の中であれば、伸びる可能性は大きいです。

私の場合長男がチェコ滞在時に、インターナショナル幼稚園に通った時は、英語重視ではなく、子どもが楽しめる場所として考えていました。

3歳から4歳までの1年間の英語生活がその後どうだったかというと。。

環境が変わればそちらに適応していくので、英語は忘れてしまったようでしたが、中高と英語を学ぶ上では、感覚的に残っていたのかすんなりと入り、今は英語を学ぶことが楽しく得意な科目になっていますので、インターナショナルに入れたことに後悔はないです。

家庭での言語 英語?現地語?日本語?

どうするか迷う人もいるかもしれません。

ウチはどこに住んでいようが、子どもに対して夫はハンガリー語、私は日本語です。

母国語をおろそかにしたくないという思いが夫婦共強くありますが、成長すると少し変化もありました。

時に家族の誰かの希望で英語を伸ばしたいからと英語も使ったりするようになりました。

日本語に比べるとやはりハンガリー語の方が強いですが、日本語に限らず、日本文化、日本の学校、習慣など興味を持って欲しいという思いは強く、夏の一時帰国の際は、毎回日本の学校で体験入学させてもらっており、子ども達も楽しんで通っています。

海外に住んで日本語を伸ばすには?

インターナショナルに通わせるなら、家庭での毎日の学習が大切だと感じます。

楽しみながら学べる工夫も重要ですね。

お風呂やお部屋にひらがなポスター貼ったり、少しでも日本語に触れる機会を増やしすことをお勧めします。

豆まきやひな祭りなど日本の行事も家庭で行うなどしてあげると喜ぶと思います。

また読み聞かせの時間も大切です。

ウチの場合赤ちゃんの頃からそれぞれの言語で、小学校の4年生くらいまで本の読み聞かせをしていました。

言葉の発達だけでなく、情緒面や集中力、想像力なども身についたのではないかと感じています。

ハンガリーの子育て

次に私の住んでいるハンガリーの首都ブダペストでの子育てってどうなの?

というところに焦点を当ててみたいと思います。

ハンガリー人は見た目の表情も硬いし、決してフレンドリーな人種ではないと私的には思うのですが、小さな子どもやお年寄りにはとても優しいと感じます。

ベビーカーでトラムを乗り降りするお母さんをヘルプする男性をよく見かけます。

それは頼まれなくても率先してやってくれますし、お年寄りに席を譲るのは、普通の感覚です。

公立の幼稚園や小学校も日本のように皆が同じことをするのが良しといった風潮は薄く、個人を尊重した自由な教育方針があるように感じます。

ハンガリーの日本人、日本に対するイメージ

ハンガリーはスズキやデンソーなどの日本企業も進出しているため、他国と比べ、小国ながら日本人の長期滞在者数も多く、ハンガリー国内2017年統計で約1500名、ブダペストには約1000名の日本人がいます。

日本人の幼児サークルや日本人会などもありますし、国際交流基金もあり、そこに日本語の図書も置いています。

日本語教育にも力を入れている国でもありますので、親日の方も多いと感じます。

また日本語学習者の数が多く、9年生から始まる中高校などで日本語を選択できる学校もいくつかあり、大学の日本語学科も盛んです。

ハンガリーの学校って

学校制度で早くから専門性を学習できるところも多く、語学、音楽、語学、スポーツなどを選択できます。

インターナショナルか公立か日本人学校か?

滞在期間や次の滞在先などによると思いますが、幼稚園の間はインターナショナル、小学生に上がると日本人学校という選択をされる方が多いようです。

インターナショナルの学校に入れれば、いろんな国の人と関われるのは子にとっても親にとっても、大切な経験になります。

ウチの場合チェコ滞在時は、インターナショナル幼稚園、ハンガリーに来てからは、現地校です。

日本人学校も魅力を感じましたが、授業料が高く、しばらくはハンガリーにということも考え、公立の学校を選びました。

最後に

海外の子育て大変な部分もありますが、メリットも多いです。

さらに海外でしか経験できないことも多くあります。

親子で!家族で!

いろんな体験を通じて、異国を楽しむことが必要です。

海外生活を上手に乗り切るポイントとしては、人との繋がりを大切にして、子育て中は特に、頼れることは人に頼って、一人で何事も抱え込まないことが大切だと思います。

外国で暮らす上でもう一つ。

『日本語を意識して生活する』それも重要ではないかと考えます。

これから海外へ赴任する方や国際結婚で相手の国で暮らす方の参考に少しでもなれば幸いです。

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