生後2か月で「胃食道逆流症」発作から呼吸停止も?眠れない日々

赤ちゃんが母乳やミルクを上手に飲むことができない、あるいは、飲んだ後に吐きだすこと、多々ありますよね。

娘は生後間もなくから、母乳をうまく飲みこむことができませんでした。

当時、私には何かがおかしいという感じがありましたが、それが何か検討もつきませんでした。

病院に何度も足を運びましたが、体重が減っていなければ、大丈夫と言われるばかり。

生後2か月頃に、ようやく母乳が口まで戻ってきていることに気が付き、病院で受けた診断名は

「胃食道逆流症」

胃の内容物が胃から食道を逆流して喉や口まで上がってくる病気です。

待っていたのは、壮絶な子育てでした。

赤ちゃんは吐くのが当たり前?

娘の様子がおかしいと気が付いたのは生後5日頃でした。

まず、母乳がうまく飲み込めず、すぐにむせてしまいます。

そして、何よりも夜泣きが激しかったです。

「30分も寝ていられない」

と思うほどの頻度で泣いていました。

寝ているところを観察すると、何かを飲み込んでいる様子や音、匂いが気になるようになりました。

生後間もなくから病院で相談していましたが、2か月頃にようやく

「胃食道逆流症の可能性がある」

と診断されました。

胃食道逆流症とは何らかの原因で、胃の内容物が食道内を逆流してくるという病気です。

吐く回数が多い子供は要注意の病気です。

特に夜、横になると体が水平になる為、胃の中のものが逆流しやすくなるということでした。

胃液の逆流を止める方法は手術しかありません。

体重減少や著しい発達上の遅れが見られない場合は、毎月の体重測定と経過観察のみでした。

あとは成長を待つしかないと言われました。

月齢が上がるにつれて筋肉が発達し、成長と共に治る子供が多いそうです。

病院の先生からは、体重減少にならないように気を付けること、そして、頭を高くして寝かせてあげるようにと言われました。

不安、そして眠れない夜

この病気で何よりも不安だったのが、就寝中の逆流発作です。

月齢が上がるにつれて、逆流の症状が顕著に現れるようになりました。

胃液がまずくて起きるのか、呼吸が苦しくて起きるのか、生まれてから4歳になるまでは、就寝してから朝5時まで、30分置きに娘の泣き声で起こされます。

毎晩です。

7歳になる現在まで、一晩中熟睡して眠れた夜は一晩たりともありません。

そして何より、私自身も不安で眠ることができなくなりました。

胃から逆流してきたものが喉につまると、窒息してしまいます。

肺に入ると、誤嚥性肺炎になります。

毎晩、息をしているのか不安でたまりません。

呼吸困難と救急搬送

体にストレスや負荷がかかると、胃の内容物の逆流頻度がかなり多くなります。

逆流があった場合、吐いて終わる子が多い中、娘の場合は特殊で、胃から上がってきたものが喉まで来たと思ったら下がり、その上下を何度も何度も繰り返します。

その発作の間、呼吸ができず、苦しくなります。

風邪をひいて38度以上の熱がでると、必ずこの発作を何度も繰り返します。

その為、娘を横に寝かせることはできません。

一晩中、娘を抱き抱えたまま、私の胸の上で娘を寝かせます。

角度をつけるため、そして、胃液が喉に詰まらないか、肺に入らないか、息をしているか、一晩中確認するためです。

熱が下がるまで、娘も私も体を横にして眠ることができません。

娘は昼夜問わず熟睡できないため、普通の風邪であってもまず5日は熱が下がりません。

風邪から肺炎になり入院したこともあります。

いくら頭を高くしても、胃液は逆流してきます。

一度、高熱から発作が起き、呼吸が止まってしまったことがありました。

動転していたあまりに、どれ程の時間が経ったのかは定かではありませんが、息ができず、苦しそうに眼を見開き、言葉も出せず恐怖と苦しさに怯える娘の顔を今も鮮明に覚えています。

救急車を呼び、胃液の逆流が収まるまで、娘を胸に抱き、話しかけ続けました。

救急車が到着する前に発作は収まり、私は泣き崩れました。

心臓が止まるほどの衝撃でした。

何もできない無力さに絶望を感じ、涙が止まりませんでした。

現在、娘は7歳になりました

6歳までに症状の軽減があると、今後の成長と共に完治する可能性があるそうですが、残念ながら娘の場合は、完治する見込みはありません。

現在、娘は胃酸を和らげる薬と消化を助ける漢方を毎日服用しています。

毎晩枕を2つ重ね、体調が悪い日はさらに布団を重ねて角度をつけ、頭を高くして寝かせます。

夜中に胃液の逆流で何度も起きる為、学校は2時間目から登校、人ごみを避け、なるべく病気にかからないように気を付けています。

遅刻して登校すること、そして、お休みが多いことで偏見をもたれることもあります。

周りの理解を得ることは、難しいと痛感しています。

それでも、娘の命を守ることが最優先。

周りに何を言われても、娘の体を一番に、大切に守って生きています。

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